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OUR MASTER : 佐々木 隆子
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Vol.722 加藤忠「新春おめでたい人ライブ」
 1月9日生まれのタップダンサー加藤忠君のバースデーライブに行って参りました。
 場所は赤坂駅からほどちかいはずの赤坂カーペディアムというライブハウス。
 アアッ迷いそう!
 ちなみに赤坂にはご先祖様のお墓があるので、私は死んだら港区の人間になれるんですよ。
 あっ失礼、加藤君のめでたいお誕生日の話でしたね。
 土曜日午前のクラスが終わり、一目散に赤坂へ移動。
 アアッ腹へった!
 今日のランチ(もちろんカレー)と加藤君の笑顔が交互に浮かんでは消え浮かんでは消えを繰り返す。
 また長くなりそうなので、色々あった部分はカットして「会場に到着」まで飛びますね。
 早速入口で今日の主役加藤君とPORI君そしてリズムKさんに迎えられました。さらにパチリと記念写真まで撮らせていただきました。
 かなり狭いエリアにはお客様が沢山見えており、NTDやリズム劇場でご一緒した方々にも再会できました。
 考えてみると私は加藤君もPORI君もリズムKさんもこうしたライブで拝見するのはホント初めて。ご一緒したのはメルパルクホール、シアターアプル、銀座博品館等の劇場ばかりでしたから。
 ピアノとギター演奏をバックに90分ノンストップのタップライブ。3人が入れ替わり立ち替わり登場してステップを踏みまくります。
 ストイックな加藤君がガッツリ振付したコール・ポーターの名曲“Night and Day”は、先日のリズム劇場でのトリオも魅力的でしたが、さらに磨きをかけたようです。曲名は知りませんがソウル系の3人のナンバーも素敵でした。椅子に座ってコミカルに踏むチャーリー・バーネット楽団の“Cherokee”も振付のアイデアが豊富でした。また、彼のソロでは難しそうなフランク・シナトラの歌で有名な“My Way”に初チャレンジを。大人っぽい加藤君が見れました。
 とぼけた表情がキュートなPORI君は近くに座っているお客様いじりがうまくて、ピアニストとの掛け合いも楽しかった。彼のソロ(確かシグムンド・ロムバーグ“朝日のごとくさわやかに”?)ではパワフルなPORI君の魅力が炸裂。
 笑顔とフィーリングが抜群のリズムKさん。とても興味深かったのが、歌でも語りでも無いというリズムKさんの歌がまさにOne and Onlyの芸でした。
 ビル・ボージャングルス・ロビンソンに捧げた“Doin the New Low Down”も素敵でしたが、チャールズ・チャップリンの名曲“Smile”は彼女の感性の豊かさに加え、ギターの調べが響いて最高の“Smile”に接する事が出来ました。感謝。
 また、お店の歌手の方とのジョイントでヘンリー・マンシーニの“Moon River”など、ジャズや映画音楽のセレクトが成功した様です。
 これも加藤君のセンスの良さですね。いつもなら必ず登場する歌謡曲やニューミュージックの曲がありませんでしたが、多分「次回のお楽しみ」なのでしょう。私達観客が大満足のバースデーライブでした。
 お疲れ様でした!
 遅く到着したのでランチはライブ終了後、西日暮里駅近くのリーズナブルな食堂でカレーライスと味噌汁を。何と460円でしたよ。
※写真の掲載はご本人たちの承諾を得ています。

天野 俊哉




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