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OUR MASTER : 佐々木 隆子
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Vol.720 大晦日は喜多見思叶さんの舞台観賞へ
 喜多見思叶(キタミコトカ)さんが出演する舞台「フラッパーズ〜わたしたちにできること〜」を観に大晦日の午後、下北沢まで出掛けてまいりました。
 最近コラムで観劇日記を書くと寄り道ばかりでなかなか劇場に辿り着けないので、今回はムリヤリ劇場前からスタートします。
 下北沢楽園小劇場に到着するとアキバ青年らしき男性が10名位並んでいます。全席自由なので早く来たに違いないのでしょうが、彼ら全員知り合いの様な感じ。
 熱烈なファンがついた舞台なんだ!スゴッ!
 入場すると狭い舞台を四角く客席が囲んでいます。その最前列16席を先程の彼らがゲットしました。
 スゴッ!
 さて何の予習も無しに客席についた私は、初めて出演キャストが17名中たったの6名であると知りました。しかも最初から最後まででずっぱりの喋りっぱなし。スゴッ!
 少し冷静に舞台に接しなければ。
 陸上部の補欠選手たち6名の悲喜こもごも。我らが思叶さんは最年少補欠選手として熱演です。適度に入るミュージカル・ナンバーでの補欠選手たちのテンションが高く、最前列の彼らも大喜びです。
 休憩無しで約110分。
 本編終了後、2014年最後の公演という事で他のチーム桜メンバーが最後だけ登場しましたが、私が観た思叶さんのチーム華は一番若いグループだそうです。
 そんな、諸々の事情を理解した上で観劇するべきだったかな?と反省。
 さらにお楽しみ抽選会なるものがスタートしました。
 もう最前列の彼ら最高潮です。思叶さんも凄いハイテンションでキラキラしていました。
 この様な少女達が出演するミュージカルは「アニー」「アルゴ」「南青山少女歌劇団」など山程ありますが、今回初めてジョーズ・カンパニー公演を観て20年近くの歴史があり継続出来ているのは、やはりキャストである彼女達一人一人を活かした企画だからなのかな?と思いました。
 これなら年末でも年始でもお盆でもお客様が来ますよね。うん納得。
 2014年は荒井優希さん村井晴南さん、そして喜多見思叶さんの小さいけれども価値のある舞台を観る事が出来良かったです。
 て、「タップの舞台も来なさい」とタップ仲間からのお叱りの声が聞こえるようです!

天野 俊哉




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