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Vol.712 年末年始は名作映画鑑賞《スター女優の映画》
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渋谷にある映画館シネマヴェーラの『映画史上の名作』シリーズのラインナップの中から、1930年代から1950年代に活躍した5人の女優さんの作品を紹介いたします。
ジョーン・クロフォード
「雨」
MGM映画の女王として君臨した方。サマーセット・モーム原作の宗教がらみのお話ですが、タバコをくわえたジョーンの体当り演技が見事でした。
グレタ・ガルボ
「ニノチカ」
こちらもMGMの女王だった有名なガルボ様。松任谷由実のペンネームの方が今や有名ですね。後にフレッドアステア主演「絹の靴下」でミュージカル映画化されましたが、どうせならそちらのが観たかったデス。
エリザベス・テイラー
「花嫁の父」
まだまだ清純派で売っていた頃の若いリズ。ただ眺めているだけで充分かも。父親役のスペンサー・トレイシーが段違いにうまい。
マリリン・モンロー
「ナイアガラ」
専属映画会社がいかにマリリンをスターにして行こうかを計算しながら作った様な作品。これはマリリンの映画であって、残念ながら名作ではないですね。
オードリー・ヘプバーン
「シャレード」
ウィリアム・ワイラーをはじめとする名監督に恵まれたオードリーの代表作のひとつ。「雨に唄えば」のスタンリー・ドーネンが監督、ハンサムなケイリー・グラントが共演した何故か笑えるサスペンス映画の名作。驚いた時のオードリーの大きく見開いた眼の演技や表情が実にチャーミングでした。
いずれの作品もDVDで簡単に観ることが出来ますが、映画鑑賞の原点に返り、ぜひスクリーンで美しいスター女優にふれてみて下さい。
天野 俊哉
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