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Vol.701 《寝ても覚めてもタラッタラ》2014東京リズム劇場お稽古日記その6
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寝ても覚めても『サインはT』その1
『飛び出せ!青春』『仮面ライダー』に続く昭和ドラマシリーズは、私世代には懐かしい『サインはV』のパロディで『サインはT』。1969年に放送されたドラマなので、リアルタイムで見ていたのは私と薄井さんだけの様でした。
子供の頃、夢中になって見ていたという薄井さんは、当時遊んでいたサインはVごっこを皆の前で再現。
元気にボールを打ち返すアクションが延々と続きそうだったので、空気を察した冨田先生が「お願い、誰か止めて」。
私は『サインはV』の初回放送のラストシーンを今でも良く覚えています。
さて、リズム劇場の主要キャストがズラリと顔を揃えた立木大和バレー部。穴田君の牧コーチ役が実にピッタリでしたし、みすみ先生のジュン・サンダース役にはもう手をたたきました。そして我等が淺野、橋爪もめでたくキャスティングされました。
台本を持っての本読みを見た時、バレーの稽古や試合の場面が多くて、バレーボールのルールを知っているアドバイザーがいる方が、稽古にプラスになるな、と思った私はそれとなく淺野に話すと、「えっ?私バレー部でしたよ」との答えが。
今回のリズム劇場稽古中に私は『淺野康子』に関して2つのサプライズがありました。
1つは犬好き、もう1つが元バレー(ボール)部のキャプテン。
皆さんはご存知でしたか?私は初耳でしたよ。
27年も一緒にいるのにですよ。ひどいですよ。
でもまあ、いっか。
そんなわけで汗と涙の過酷な稽古がスタートしたのが10月でした。
スポーツには全く興味がない松本せんせがこれだけのスポ根を造り上げるのは大変な事だったと思います。淺野がさりげなくアドバイスをした事で、最初に見られた珍プレーは改善されました。
見事だったのが、ドラマの試合場面にながれるBGMに合わせて振付られたバレーボール・タップ。松本せんせの豊かな発想と緻密さに感動してしまいました。また冨田先生をはじめメンバー役の皆さんが良く動けていましたね。
いやあ、私スポーツに絡んだダンスのナンバーは山程観てきましたがサインはTのタップダンス・ナンバーは文句なしに歴代ベスト1の振付です。
つづく。
天野 俊哉
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