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Vol.700 《寝ても覚めてもタラッタラ》2014東京リズム劇場お稽古日記その5
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寝ても覚めても「ヨーイ!ドン」
リズム劇場のお稽古は、まずオープニングとフィナーレの振付から始まり、徐々にドラマやコントに移ります。過去に2度ほど演じた『タップ人生ラリー』の台本が配られたのは、まだまだ暑い暑い8月の終わりごろでした。リズム劇場のキャストが全員出演する名物シリーズですが、松本せんせ毎回毎回良くアイデアが浮かぶものだ。
ただ前にも書きましたが、私達は、実況中継をする関島さんと森田君のやり取りに合わせて動き続けるのですが、お客様と違い私達キャストにはその面白さが解りにくいのですね。坦々と動く私達は、時たま松本せんせから出されるダメ出しに爆笑するくらい。
今回、リズム劇場初参加の景山恵さん。熱しやすく覚めやすいタップダンサーを演じるにあたり松本せんせからは「めぐちゃん、もっとブルブル感を出して!」なる注文が。
「よろしくお願いしまあーす」と途中から参加する柿ア隆江さんには、「もっと柿アぽい口調で」と訳のわからぬ注文が。
物凄い分量のセリフを覚えてトライする関島さんのセキシマコさんと、森田君のモリヤマダヨウスケさん。ある日、スタートして直ぐにセリフが出てこない森田君。キャスト全員に注目されるなか、やっと出てきたセリフが「そうですね、シマコさん」。それに対する松本せんせのダメ出しが「モリヤマダさん困りますね!」笑えました。
さて、私のサラリーマンは3度め。押田は介護士。淺野は看護婦。そして橋爪は水商売のお姉さん。何となくコスプレシリーズになりつつある淺野と橋爪。前回、コケる主婦だった淺野は、ナース姿で男性ファンを喜ばせた事でしょうね。橋爪はゴージャスに着飾っておりました。
今までは私、押田、橋爪の3人揃ってギリギリのところで退場かリタイアでした。今回はラストまで残ったけどそれぞれが暮れの忘年会、介護、接客で入賞ならず、淺野一人が前回に続いて入賞しました。貰った賞状を、頭の上に持ち上げてクルクル廻る演技がチャーミングでしたね。
※私の写真は2010年公演の時のものです。
天野 俊哉
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