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OUR MASTER : 佐々木 隆子
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Vol.699 《寝ても覚めてもタラッタラ》2014東京リズム劇場お稽古日記その4
寝ても覚めても「ハイホーハイホー」
 タップ名作劇場は、まさかの『白雪姫』でした。
 というのも、「まだやっていなかったんだ?」レベルの有名な演目だからです。
 私とこの『白雪姫』の唯一の接点は、凄く若い頃に子供クラスで主題歌のひとつ「ハイホー」を振付した事がある位です。ディズニーのアニメ映画すら知りませんでした。
 当時の私は、吉祥寺から大泉学園まで1時間に1本しかないバス移動を強いられていました。吉祥寺での子供クラスが終わるやいなや、駆け出してバス停に。そんな姿を見た子供達が「♪ハイホー、ハイホー、仕事が好き」と歌いながら私をお見送りしてくれたものです。
 まさか、この歳で小人のひとりとして歌って踊ることになるなんて!
 さて、Y'sメンバーは皆セリフをいただきました。
 まず、押田は物語をお客様に伝える語り部を。大量のセリフを流暢に語りました。
 白雪姫の友人として、ディズニー映画のプリンセス達が何故か登場する事に。
 シンデレラを演じた淺野は、携帯を片手に走りながら会話をする難しい演技を短いBGMの中で。普段は落ち着いて、ゆっくり話す彼女とは真逆のセリフ回し。
 お色気タップリのジャスミンを演じた橋爪は、セリフ以上にカツラやイヤリング、ネックレス等の小物と悪戦苦闘しておりました。
 しかし、タップ界広しと言えどアラビア姫を完璧に演じられるのは彼女だけでしょう。
 私が演じた小人達には「ハイホー」と共に「シリーソング」というダンス・ナンバーがありました。
 私が苦労したのは振付の段階で、穴田君をはじめ私以外の6人の小人さん達はなんせ振り覚えが早い。松本せんせが動くと、次の瞬間もうステップを踏んでいる状態なのです。覚えて、稽古して踊れるようになるまで1週間はかかる私にとっては地獄でした。女性が二人含まれてましたが、白雪姫の冨田かおる先生を中心にセリフを語り、歌いながら踊った小人さんの場面はお稽古がメチャメチャ楽しかったです。

天野 俊哉




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