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OUR MASTER : 佐々木 隆子
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Vol.697 《寝ても覚めてもタラッタラ》2014東京リズム劇場お稽古日記その2
 FIFAワールドカップで、ネイマール選手の欠場によりまさかの惨敗に終わったブラジルチーム。ブラジル国民及びネイマール・ファンである淺野の落胆ぶりから比べれば私の不調なんて何のその。
 ブラジルに圧勝したドイツとアルゼンチンの優勝争いの中、タラッタラ・ナンバー2回目のお稽古がおこなわれました。
《7月13日》
 2つのスタジオを自在に使い、振付をテキパキ仕上げてゆく穴田さんのスケジュールプランに感心。
 しかも皆さんサッと覚えてしまうのですからね。さすがリズム劇場メンバーだ。
 男性キャスト全員で踊るのは、2009年のスプーンのタップ以来かも。稽古が楽しい。しかも女性とのペアに繋がる松本せんせお得意の構成にワクワク。
 自分の場面以外の稽古が見たくて早く行きました。
 初参加の方を含めた女性グループ。昨年剣道ネタで笑わせてくれた村井さんと「アゴが上がりすぎ」とダメ出しをする穴田さんのやり取りが可笑しい。
 さて男性グループの振りは宝塚風、ボレロ風でカッコ良くて素敵だ。白川君が両手をあげるポーズに苦労していたので「アステアだったら」に置き換え、アステアの映画「カッスル夫妻」のタンゴ振りで理解してもらいました。
 この男性グループから4人が残り女性4人を迎えます。
 押田と淺野が上手側に、私と橋本先生が下手側に。センターブロックに穴田さんとみすみ先生、白川君と冨田先生。思えば私以外、振り覚えの超速い方々ばかりだ。まあ、いつもの事ですが。迷子にならない様にと心の中で神頼み。
 やがて振付が終了した全てのキャストが揃い、このナンバーの全貌が明らかになりました。
 翌朝、ドイツの優勝でFIFAワールドカップは終了しました。アジア勢の不調、ブラジル神話崩壊、ヨーロッパ勢の底力などを印象づける大会でした。
 また、この大会は、私達のリズム劇場も24人一人一人が魅力的でなければお客様に満足しては頂けないのだなあという事を改めて実感させてくれました。

天野 俊哉




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