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Vol.680 SKDスタス公演2014その3
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浅草公会堂にはゆっくりと入場し、プログラムを購入したりお花を眺めたりしました。
西村麻亜沙さんには師匠である穴田英明さんから素敵なお花が届いていました。
観客はやはり自分も含めてシニア以上が圧倒的、しかもあちらこちら知り合いの様で、和んだ感じはタップ界と似てます。
1部和物レビュー2部洋物レビューのバランスの良さがSKD本来の魅力で、スタス公演はこの伝統をしっかり守っており、ここら辺は宝塚の演出家が羨むシステムに違いない。
さらに、レビューに求められる場面転換、中割や白紗幕のスピーディーな展開が100%生かされているのが観ていて気持ちよく嬉しかったです。
やはり和物レビューでの構成が、一般の観客にも分かりやすく親切だなと思いました。
1場面が飽きない程度の時間配分にしてありました。逆にこうした展開にした事で、場面数が増えてしまい衣裳代がかさんだともとれ、改めてレビューとはお金がかかるものだと裏事情が見えてしまいました。
和物レビューのラストの景は、SKDファンには懐かしい西崎真由美さん振付のガッツリした和服で踊るボレロで、見事な舞踊構成もさることながら、これでもか!と降らせる紙吹雪の量に圧倒されました。物凄いボリュームの45分でした。
我等が西村麻亜沙さんは《春》《夏》の景では彼女らしいキュートな笑顔であったのに対して《冬》の景では私の知らない大人びた表情を魅せただけでなく、力強い扇子の動きも際立っておりました。
どの景においても、スターさんの斜め後ろのポジションであったり、振付の先生から大切にされている様に感じました。
さて、20分の休憩を挟んで洋物レビューです。
天野 俊哉
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