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Vol.656 2014夏休み〜関西の旅その3
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一昨年の秋、わざわざ兵庫の宝塚大劇場まで出掛けておきながら急性胃腸炎で一公演だけをやっと観て帰京。それ以降、何となく遠ざかっていた大劇場に。
しかも前回と同じ星組公演だし。
さて関西の旅2日目は宝塚大劇場にリベンジ。
星組のトップスター柚希礼音さんがそろそろ(退団では?)という噂のせいか、お盆休みのせいか、早くにチケット完売したこの公演。立ち見も物凄い数でした。
私はこの日11時と15時の2回観劇したのですが、客席には花組や月組の人気スターの方々が沢山見えていました。私は2回とも通路側の席だったので、それらの方々全てが私の目の前を通過してゆきました。
場内のもうお客さん大喜びでした。さらにはお芝居で全編にわたって振付を担当したグスタヴォ・ザジャック氏までもが御家族同伴で現れたので驚いたものです。
さて、お芝居はシェイクスピアのオセロをモチーフにした「The Lost Glory−美しき幻影−」。演出は現在宝塚では安定した作品を提供し続けている植田景子氏。先に触れたように振付にブロードウエイのザジャック氏を招いた事で、私の好きな植田氏のスタイルとはひと味違ったものとなっています。
さて、ショーは夏に相応しいという事から全員黒塗りのラテン。私は日本人のラテンものを信用しません。
ところが、若手の稲葉太地氏の演出は、私の不安をことごとく吹き飛ばしてくれました。
統率力があるのでしょうね、振付・照明・装置などスタッフにかなり細かい指示を出しているはず。舞台の空間を実にうまく埋めており、センスの良さを感じました。
さらにダンスにかけては宝塚No.1の実力を誇る柚希さんにカポエイラというダンスと格闘技をミックスした激しい動きを、しかも裸足で挑戦させました。これはこのショーに於いて最高のダンス場面になりました。
いつもは何となく観てしまうラインダンスも実にキビキビと脚が上がっていて感動しました。ラインダンスの女の子達は、柚希さんの踊りに刺激を受けたに違いありません。
まだこれから東京公演なので多くは語りませんが、残念ながら東京公演は全公演チケット完売している様です。
長年、東京へ向かう新幹線で食べる為に、新大阪駅の地下で買っていたお弁当屋さんが再開発でクローズしてしまいました。
ちょっぴりレトロ感のあった大阪の駅地下も東京と同じになってしまうのですね。
以上、関西の旅でした。
天野 俊哉
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