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Vol.654 2014夏休み〜関西の旅その1
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今年の夏は宝塚観劇をメインにした関西の旅に出掛けて参りました。
初日は、観光地では無いけれども前から興味のあった関西の高級住宅地である芦屋。
旨いものを食べよう!
ところが観光地じゃないのでガイドブックが無い。
仕方がないのでスマホでランチの出来るレストランを探し、一番最初に出てきたラベイユというお店に決めました。
梅田から阪急神戸線で約30分の芦屋川駅に。
どこが高級?と思えるような光景が続く。
駅周辺を歩いている学生さんは男の子も女の子も「二十四の瞳」に出てきそうな一昔前の素朴さ。失礼。
そう思った瞬間、目に飛び込んできたのが《イノシシ出没注意》の看板。
早いとこイノシシよりも先にレストランに出会わなければ!とスマホ頼りに歩き、かなり迷って探し当てました。
お盆の平日のせいかほぼ貸切状態。「東京から芦屋ランチと宝塚観劇に来ました!」と言ったらお店の方もかなり驚いていました。
それでもその方のお嬢さんが先日宝塚を退団された蘭寿とむさんの学校の後輩なので大劇場の貸切り公演があったという話をされていました。
さて芦屋で永年お店を構えているだけあって軽めとは言え本格派のフレンチが楽しめました。
フォアグラや子牛フィレ肉などお肉料理の美味しい事。
また神戸に近いだけあってデザートもオリジナリティーに優れ《フレッシュフルーツのグラタン仕立て》なんて凄いものが出てきました。
抑えた甘さがシェフの実力を物語っていました。
またいつの日か訪ねたくなるお店でした。
大阪に旅行される予定の方、ちょっと足をのばすだけで都会では味わえないムードを得ることが出来ますよ。オススメします。
関西の旅つづく。
天野 俊哉
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