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OUR MASTER : 佐々木 隆子
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Vol.631 「映画史上の名作」その2〜青春一座と想いでのタップ
 ミッキー・ルーニー&ジュディ・ガーランドのミュージカル「青春一座」(1939)には私の周りの人々にとって懐かしいナンバーがあります。
 “Ida”〜“On Moonlight Bay”〜“I'm Just Wild About Harry”の3曲メドレーで、映画では顔を黒く塗ったミッキーとジュディが歌い踊ります。
 私はこのメドレーに「ヴォードビル・デイズ」というタイトルを付けで振付をしました。もう20年も前の事です。
 阿部のソロタップをフューチャーしたソフトシューからテンポが代わり、阿部とバックに従えた8名の男女ダンサーズが物凄いスピードでステップを踏むダイナミックなショーナンバーでした。
 鶴見会館から日本橋三越を経てシアターアプルのNTDへと、舞台の質や衣裳がだんだん豪華になってゆくあたりの流れがミッキーとジュディの映画みたいで可笑しかったです。
 歴代キャストには淺野リーダー、阿部、押田が現在のY'sメンバー。
 戸塚スタジオのRちゃんのママSさん、大宮教室のMちゃんのママRさん、さらに佐藤昇先生、宮崎志織さんまでもが踊って下さいました。
 実はY's発表会でいつもカッコいいタップを見せてくれる自由ヶ丘教室のICさんと私の二人がNTDのキャストとしてリハーサルまで参加しながら降板したという悔しい想いでもあります。
 渋谷の大きなスクリーンで初めてオリジナル版を観るのが今から楽しみです。

天野 俊哉




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