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Vol.620 ドップリ!エンタメコラム「宝塚歌劇100年史2冊で1万円也」
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まずは2枚の写真を良く見ていただきたい。
宝塚歌劇団が100周年を記念して発行した凄い本。
実は《舞台編》(100年全公演記録)と《人物編》(100年全生徒記録)に分かれています。
何がどう違うのか?まあ、結論から言うと2冊ないと全く資料価値がない100年史です。
例えば、私が大好きだった小原弘稔演出「ジョリー・シャポー」というショーがあり、宝塚大劇場で1982年2月に上演されました。
公演写真と短い解説までの情報が《舞台編》です。
振付から舞台監督までメインスタッフなどの情報は《人物編》です。こちらには公演写真はなく何年何月に上演されたのかすら分かりません。
さらに誰が出演していたかは《人物編》の後ろに掲載されている公演ポスターのページを探す事になります。キャストのリストはありません。えっ?
何を言ってるかわかりずらいでしょうけどやたら不便なんですね。
ほとんどの書店ではビニールが掛かっていて中が読めなかったのですが、たまたまある書店で立ち読みして絶句。何故って私は《舞台編》だけを買うつもりだったからです。だって高くありませんか?1冊5千円ですよ。
それから1週間悩みましたが、ヅカファンの友人から「100年で1万円なら安いじゃない?」という妙に説得力のある言葉を聞いて考えを変えて書店に飛んで行きました。
自宅にはいつも私の手の届く処に2冊並んで待機しております。
天野 俊哉
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