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Vol.616 ドップリ!エンタメコラム「松本晋一演出のシャンソン・コンサート」
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季節外れの猛暑となった6月1日地元の亀戸文化センターへシャンソンのコンサートに行ってまいりました。
「夏木妙子25周年コンサート」がそれで、フランス語でBon Appetit(召し上がれ)というオシャレなサブタイトルが。前売りが6000円でしたが、演出松本晋一ならば観る価値ありです。
また関連しているスタッフには知ってる方々のお名前がズラリ!
さてシャンソン歌手としての夏木さんは、かつての宝塚の男役高汐巴に声が似てるなあと思いました。ただ夏木さんは大変声量があり、シャンソンを歌うには声が少し強すぎるかも。
まさかそれをいしきしてか「愛の讃歌」だけは、マイクを置いて地声で歌い最高のシーンを作りました。
枯れた魅力をこれからどれくらい出してゆけるか?
実力あるしファンもついてるけど、自分の何かを変えたい!多分そんな流れから松本さんに声がかかったのでしょう。単調になりがちなコンサートを華やかなショー(レプラカン歌劇団好演)に仕立て、さらに15分間のライフストーリーを小道具たっぷり(モチロン松本さん手作り)に魅せてしまう。さすがは松本演出。
沢山のファンがいて幸せそうな夏木さん、満員の客席を魅了していました。
天野 俊哉
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