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OUR MASTER : 佐々木 隆子
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Vol.61 OsshieのUSJ「WICKED」リポート
―― 6月17日。日本が魔法にかかる。
最近の日本というと、まるで「悪い魔法」にかかったかのように毎日陰惨なニュースに満ち溢れていますが、どうせかかるなら「良い魔法」にかかりたいものですね。
コラムの読者の皆さんは「ハッピーライフ」していますか?お久しぶりです、オッシーです。
ご無沙汰してしまったのは、7・8月と二つの発表会を控え忙しかったのと、東京リズム劇場・ナショナルタップデイが終わり、すっかりなまけぐせがついてしまって、僕自身が悪い魔法にかかったみたいに、ずるずると週に10本ものTVドラマを見続ける日々。それにまた7月から新ドラマがスタートするのかと思うと、どきどき・わくわく ――これはもう、ほとんど病気です(-_-;)

さて、日本に魔法をかけるのは、劇団四季の最新ミュージカル「ウィキッド」。
2003年にブロードウェイ・ガーシュイン劇場で上演された話題作で、シカゴ、ロンドン、ロサンゼルスと上演都市を増やし、その全ての公演で一度も空席を出したことがないという、まさにそのことこそが魔法のような作品です。
サブタイトルに「誰も知らない、もう一つのオズの物語」とあるように、この作品は「オズの魔法使い」が誕生するまでのプロローグ的エピソードを描いたもので、全身緑の後に西の悪い魔女と呼ばれる「エルファバ」と、可愛く脳天気な後の善い魔女「グリンダ」の友情と恋愛、対立を描いています。
僕はこれを一足先に、ユニバーサルスタジオ・ジャパンの「ランド・オブ・オズ」で観劇して来ました。ミーハーな僕の目的は、実は「ウィキッド」よりも人気アトラクション「ハリウッド・ドリーム・ザ・ライド」や「スパイダーマン・ザ・ライド」を体験すること。でも「ランド・オブ・オズ」に足を踏み入れた途端、まるで「オズの魔法使い」の映画からそのまま抜け出たような世界にいっぺんに魅了されました。そしてミーハーな僕は、出迎えてくれた人形のドロシーやライオンたちと写真を撮りまくり、その世界の住人になったかのように走り回り、挙句の果てトイレを探して道に迷います。
そんなことはいいから、早く「ウィキッド」について話を戻せですって?
わ・・・わかりましたよ。そういうつれない態度には慣れてるもんね(T_T)/~~~
USJでは「ウィキッド」の短縮版ミュージカルをもう2年も前から上演しています。短縮版だからとそんなに期待してはいなかったのですが、これが結構本格的で、ミュージカルシーンも、衣裳も装置も本場と同じように作られていました。そんでもって、しっかりTシャツも買いました!
  「ウィキッド」の作詞・作曲をしたスティーブン・シュワルツは、僕の大好きな作曲家です。僕が20代の頃に出演したミュージカル「ゴッドスペル」もシュワルツが音楽を作っていたこともあって、ミュージカルらしい美しい音楽の数々にとても懐かしい感動を覚えました。やっぱりミュージカルは、まず音楽ありきだな・・・って改めて思いました。――これ以上は、あえて秘密です!
ミュージカルを好きな人はもちろん、ミーハーな人も、新しもの好きな人も、最近つらいなあ・・・とふさいでいる人も「WICKED」の魔法にかかりに行ってみてはいかかでしょう(*^_^*)

押田 勝年





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