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OUR MASTER : 佐々木 隆子
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Vol.602 ドップリ!エンタメコラム「Revue on Revueその2」
 「Revue on Revue」の初日に銀座博品館劇場に行ってきました。観客としてこの劇場で観劇するのは久しぶりです。ワクワク。
 素晴らしいキャストの事は前回ふれましたが、近年グッと減っているレビューの魅力がどのくらい表現されているのか?私にとってのチェックポイントです。
 まずマイナス点は歌の入った歌曲とカラオケ用の曲が交互に出て来るアンバランス。おまけにハンドマイクなので歌謡ショーの雰囲気になりがち。そんな事からせっかくオープニング5曲の流れがレビューなのに、暗転が増え、段々ぶつ切りのダンスショー、歌謡ショーになってしまいました。
 ただそれ以外の全てには感動しました。
 当然ですが、キャスト全員がプロフェッショナルである事。リズム劇場で同じ舞台に立つ人間として大いに勉強させられました。銀座博品館劇場ってやっぱりすごい劇場ですね。
 ナンバーはどれも及第点ですが、佐々木秀樹氏の振付が際立っていて、水咲まゆ花さんと裕幸二さんのハイテクニックなデュオ“Feeling Good”と真島茂樹さんをフューチャーした“That's Life”での真島さんの動きと白い羽根を持ったガールズのフォーメーションが圧巻。佐々木氏は多分ショーパブとかの振付をされているのか?手慣れていて空間をキレイに使えている。
 裕幸二さんはもうそこに居るだけで凄い方。水咲まゆ花さんはコケティッシュな魅力で観客を包み込む方。
 真島茂樹さんは心で踊る方。オネエキャラは単に営業の顔。仮面の踊りでの振付センスこそが、この方の真の力だと思います。
 客席に暖かい目線を送る春日宏美さんはさすが大きい。
 そして我等が東京リズムボーイズのお二人のコンビネーションの見事さ。タップを見慣れていない観客をしっかりと引き込み底力を見せてくれました。
 最後にバランスのとれた振付のきねむらひろこ氏と8人の女性ダンサーズ、4人の男性ダンサーズがこの公演を支えていました。
 お客様から「春日!」「真島!」「水咲!」など盛んに掛け声がかかり全盛期の浅草国際劇場を思いだし懐かしい気持ちになりました。

天野 俊哉




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