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Vol.586 YouTubeで観るバック&バブルズ〜リズム・タップの父
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ラスティ・フランク女史の「TAP」が世に出るまで、タップ・ダンサーに関する専門書は、マーシャル&ジーン・スターンズの「JAZZDANCE」(1968)でした。その中でビル・ボージャングルス・ロビンソンやエレノア・パウエルが踏むBuck and Wing Stepの対極として、バック&バブルズのRhythm Tapが紹介されています。またこの本では、コールズ&アトキンスのClass Act(次回取り上げます)とニコラス・ブラザーズのFlash Actを紹介をするなど、今読んでも分かりやすい構成に感心します。
私がこの本を買った1979年頃、バック&バブルズの映像など夢のまた夢。グランドピアノの上でカッコ良くポーズを決めるバブルズの写真をただただ眺めるばかりでした。ちなみにバックはピアニストなので踊りません。
YouTubeで《Buck and Bubbles》を検索しましょう。
オススメしたいナンバーは映画「Varsity Show」から、ピアノの上でのタップダンス“Love is On the Air Tonight”で、後半バックとのスージーキュー・ステップがキュートで楽しい。
そしてタップではありませんが、映画「Cabin in the Sky」からのステッキを使っての“Shine”(指揮をしているのはデューク・エリントン)の2曲で十二分にバブルズの魅力を味わえます。
また上記2曲に、カジュアルな服装でタップを踏むナンバーとエセル・ウォータースとのダンスデュオを加え4曲構成した《John W Bubbles(Part1)》も大雑把ですが、彼等を知る入門編のドキュメンタリーとして良く出来ています。
また、映画「ホワイトナイツ」の最初の方でグレゴリー・ハインズがモスクワの劇場で踊るのは、バブルズがブロードウエイの舞台で演じた「Poggy and Bess」の有名なナンバーです。
あわせてご覧になって下さい。
天野 俊哉
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