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OUR MASTER : 佐々木 隆子
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Vol.577 なつかしのカレー
 カレーグルメコラムの影響でしょうか、最近カレーを食べる時に天野先生の顔がチラついてしまって困っているんです。ということで、このコラムは天野先生のカレーなるコラムではありませんのであし辛ず。
 さて、カレーは国民食とも言われる程の人気で特に男性は大好きですね。自分もカレーの時はここぞとばかりにガッツリ食べます。一体いつからこんなにカレーが好きになったんでしょう。私が幼少の頃はファミリーレストランなんてありませんでしたし、家族で外食するのはせいぜい法事の時くらいだったので、家以外でカレーが食べられるのは給食の時だけでした。家のカレーは弟妹3人に合わせて黄色い甘口で、父用に別に作っていた茶色い辛口を母にせがんだんですが、「子供が辛いものを食べたりコーヒーを飲むとバカになるからダメよ」と、食べさせてもらえませんでした。そんな訳で、家のカレーよりもほんのちょっぴり辛い給食カレーが楽しみで、毎月配られる献立表を確認してはカレンダーに“カレーの日”と記して待ちわびたものです。ただ、ひとつ残念だったのは、カレー“ライス”が食べられなかったことです。
 私が小学生の頃はご飯給食ではなかったので、カレーの日には“ソフトめん”というのが出てきました。スパゲティーだかうどんだか分からないヤツで、確かミートソースや豚汁の時もコレが出てきました。その名のとおり歯応えも腰もないフニャンフニャンで、先割れスプーンですんごく食べにくかったんです。
 ああ、一度でいいからフニャめんでじゃなくてライスで食べたかった・・・。そんな思いを叶えてくれる夢のようなカレーがありました!その名も「昔なつかし給食カレー」。エスビー食品の、明治・大正・昭和のなつかしの味が楽しめるタイムトリップカレーシリーズで、給食カレーは「国民食として定着した昭和を代表する味」という位置付けです。さっそくエスビー食品のサイトをチェックしてみると・・・、載っていませんでした。どうやら販売が終了しているようです。残念。
 でも、どうでしょう。子供の頃にあれ程おいしいと感じたカレーは、現在の味覚でどう感じるんでしょう。「なつかしい」とは思えても「おいしい」と思えるかどうか。もしかしたら、あのワクワクしたおいしさは記憶にとどめておいた方がいいのかもしれません。クラスにいた可愛い子に会いたいけど会わない方がいいような、そんな感じでしょうか。どうでもいいですね。販売が終了したのもそんな理由なのかもしれません。
 以上、カレーにまつわるなつかしい話でした。長々と失礼しました。
 天野先生、カレーなる聖域を侵してしまい申し訳ありません。

Y's取材班




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