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Vol.574 YouTubeで観るタップダンス映像〜クラーク・ブラザーズ
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松本さん今西さん私に加え加藤君浦上君によるグルメボーイズスペシャルの会がありました。
美味しいカレーをたべたのでグルメのコラムとも思いましたが、やはりタップ・ダンサーの集いなので今回はこちらのコラムにて。
5人で3時間大いに語った(半分は笑ってました)のですが、やはりYouTubeが話題に。
その中から松本さん浦上君オススメの《The Clark Brothers》を取り上げます。ホントは私の文章よりも、お二人のコメントの方が笑えるのですが。悪しからず。
タップマニアにはよく知られたオールニグロキャストのエンタテインメント・ショーを記録した「Killer Diller」(1948)という映画があります。その中に、白のスーツを着たクラーク・ブラザーズが登場します。
ステップは凄いのですが、上半身の動きがとにかくオカシイ。ニコラス・ブラザーズほど洗練されてなくて、兄弟のくせにあまり振りが揃っていない。「あと2時間稽古するべきだったねぇ」とダメだししたくなります。
それでもメドレーの後半、テンポアップすると、よりバージョンアップした上半身の動きで笑わせてくれます。
松本さん浦上君オススメの強みか?11万回というアクセス数には度肝を抜かれます。
ビデオ時代ならここで終わっていたはずですが、このクラーク・ブラザーズが1955年のテレビショーに出演した映像がありました。アメリカの空軍基地での兵士慰問ショーの様で、後ろに本物の飛行機がドカッと存在します。凄いシチュエーションです。
さらに凄いのは、先のデュエットから7年たっているのに構成も、ステップも、上半身の動きも、振りが揃っていないところも同じである事。
この二つぜひご覧になって下さい。
オリジナルの映画「Killer Diller」もタイトルを検索すると72分の完全版が観れますよ。
天野 俊哉
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