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OUR MASTER : 佐々木 隆子
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Vol.528 まさかの戦争映画ブームと早すぎた名作
 この正月、大学生の甥っ子から「伯父さんは永遠の0観ましたか?」と聞かれてビックリしていると「僕はまだ観ていないんだけど、うちの女子に凄い人気で」と説明をうけさらにビックリしてしまいました。私も長いこと映画を観てきましたけれど、西部劇と戦争映画だけは女性が観ないものだと信じきっていたからです。
 確かにスタジオジブリのアニメ「風立ちぬ」に零戦が登場する事は知っていましたし、昨年末「永遠の0」のテレビCMで主題歌をサザンオールスターズが歌っている事を知ってから大ヒットはすると確信出来ました。
 でも、そこまで若い、しかも女性層をつかむとは意外でした。鏡に向かってグズグズ髪をいじっているナヨナヨ男子に嫌気がさしたのかも知れませんが、男らしさをカミカゼ特攻隊の昭和男子に求めているのか?全くの所よくわかりません。
 さて、DVDに軽いパンフレットがセットされ書店で販売されているシリーズにも1月から東宝の戦争映画シリーズ(デアゴスティーニより隔週火曜日発売)がスタートしました。そのラインナップに「零戦燃ゆ」という1984年の作品があります。もう30年も前になりましたが、これは私が《早すぎた名作》と呼んでいる文字どおりの零戦映画で、今観てもフレッシュな青春ものです。堤大二郎、橋爪淳、早見優ら当時の若手スターが主演し、そうそうたる俳優陣が脇を固めました。その当時は今回の「永遠の0」の様な話題作にはなりませんでしたが、映画館で観た私は、それまでに作られてきた戦争映画とは違う魅力を感じたものです。ビデオもDVDも廃盤になって残念に思っていました。書店に並べば簡単に購入出来ますので興味のある方はご覧になってください。
 なお「零戦燃ゆ」でナレーションと主役の一人を演じる橋爪淳は私の高校時代の友人で、私の元祖カレーグルメ仲間である事を付け加えておきましょう。

天野 俊哉




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