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Vol.524 カレーグルメ3
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《ととととつかですか?の巻》
1月某日、私宛に1通の脅迫?いやタレコミメールがありました。
「お前はいつも偉そうにカレーグルメと言ってるが、戸塚のこのカレーを食べた事があるのか?」と。
どうやらこの送り主は私がNTD 2014の稽古で戸塚のスタジオに通いつめている事をキャッチしている模様。コワイ。
しかしメールの文章はとても暖かく、ご丁寧に住所から道順までが記載されているのでした。
しかも、この人物は私が以前、Y'sTapDancePartyが出演した戸塚ふれあい文化祭を観に行った事にも触れ、カレー店がその会場の近くデスヨ。と分かりやすい説明までがされていました。キレルゾオヌシ。
という事で、怪人二十面相に戦いを挑まれた明智小五郎の気分で乗り込みました戸塚に。
まずその前に、戸塚のカレーといえば戸塚駅に隣接したトツカーナの1階にある菊屋食堂を忘れてはいけません。名前を聞いて大衆食堂を思い浮かべる方も多いはずですが、カウンター席のみというレイアウトを別にすれば味も値段も立派なレストラン。また別の機会にご紹介しましょうね。
さて、怪人二十面相の指示に従い体1つで戸塚駅に降り立った私は腹が減ってフラフラだったので駅構内にあるかまくらソバ店に吸い込まれそうに。
その時ピピピと携帯が、小林君からだっ!
「明智さん気をつけて!」
「大丈夫さ小林君、敵の眼を欺く為の演技だよ。ハハハハ。」嘘です。
タレコミ通りに7番出口を出て100メートル歩く、すると匂ってきました!かなりキツメの香辛料の匂いが。もうすぐだあ!と思って最後の力を振り絞って右折すると、見えてきましたインド象が。そして看板には《ヨコハマボンベイ》いつから友好都市になったんだ!とツッコム間もなくドアを開けて駆け込む。
土曜日の午後とあって満席。たまたま空いていた奥の席に案内される。
メニューは、チキン・インド・カシミールが定番のようで、辛さのランクが分かれている。右側にはややスペシャルな辛さの薬膳ボンベイとカシミールアグニのタイトルがある。5択かあ〜珍しくメニューを前に迷う。
周りのお客さんが汗だくになって、鼻水をすすりながら食べている。向こう側の男性に至ってはもう格闘状態だ。
初めての店での激辛はコワイので、やっとの事で中辛のインドカレーを注文。
私の横の若いカップルは男性がカシミール、女性がチキンカレー。お2人共、一口食べた時の表情がもろ辛そう!
さて私の番です。タップリめのライスに大きめのチキンとじゃがいも入のサラッとしたカレールーをかける。これは、水を飲むと辛さが増して地獄の苦しみを味わうぞと直感。うまい!水にはいっさい手を触れず、最後の一口までしっかり辛さ旨さを堪能しました。上野にある人気店デリーに近い味でした。確かに毛穴から汗が吹き出す辛さでしたが、いい味でした。癖になる味ですね。オススメです。
ありがたいタレコミありがとうございました。これでお稽古にも身が入りそうです。
頑張るぞNTD。
天野 俊哉
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