|
|
| | |
|
|
|
|
| | |
|
Vol.520 カレーグルメ
|
|
《ム・ム・ム・ム・ムルギーカレーですねの巻き》
大槻ケンヂさんのエッセイに出てくるカレー屋M。あまりに面白おかしく書かれているので(写真をクリックで拡大)、自分も是非食べてみたい!と長いこと思っており、この正月明けに行ってきました。
今回、渋谷ムルギーカレーに誘ったのは浦上雄次君。以前、穴田君とハチ公前で待ち合わせて何となく照れくさかったので、今回はオシャレに109前にしました。
開店前に行列していたら大変だと早めに行ったのに誰もいません。二人とも朝飯を抜いて腹ペコだったので、気を紛らわす為にお店の前で記念撮影。
看板を見ながら、いったいどんなカレーなのかを熱く語りました。浦上君は〜創業昭和26年〜を見てここの美味さを確信したとか。
11時半ピッタリに扉が開き店の奥にゆっくり着席します。やはり大槻さんオススメの《玉子入りムルギーカレー》を注文。我々が入店してから次から次へとお客さんが来たのでビックリ。やはり人気店の様です。
そして運ばれて来ました!もう絶句。凄いんですよ。ご飯がピラミッドの形をしていて。キーマ風のカレールーには歴史を感じましたし、スライスした玉子がステキにレイアウトされていました。少し硬めのご飯とルーをシッカリ混ぜ合わせて食べるとホント唸ってしまい、二人とも63年もの間渋谷で生き抜いてきた本物の味に感動してしました。
インドやパキスタンの人が作っている通称「インドカレー店」と違って渋谷ムルギーカレーの様な「オリジナルカレー店」のカレーは、はっきり言って好きか嫌いか、美味いか不味いかしかないのでその味が気にいった人しかリピートしないのですね。浦上君と私にとっては合格の味でした。満足しました。
お店を移動、食後に美味しいコーヒーを飲みながら浦上君の今年の抱負などを聞かせてもらいました。
さらに、彼と別れて少し時間があったのでクラシック映画を上映中のシネマヴェーラに飛び込みました。この日のプログラムがボブ・ホープ主演のコメディ「腰抜けモロッコ騒動」だったのですが製作が1951年。つまりカレー店創業と同じ昭和26年の作品でした。
とても楽しい1日でした。
天野 俊哉
|
|
|
|
|
|
| | |
|
|
|