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Vol.518 生誕100年ジョージ・リーヴス〜テレビ版スーパーマン俳優
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今の子供達はどうか知りませんが、私世代のアメリカン・ヒーローはやはりスーパーマンです。テレビでのアニメ版と白黒画面の実写版が懐かしいです。
1951年にテレビでスタートした「スーパーマン」で主人公を演じたのが、ジョージ・リーヴス(以下GR)です。
彼は映画俳優としては全くダメだった人ですが、私のなかでは強烈な存在として記憶されています。というのも、GRはあの映画史上の名作「風と共に去りぬ」の最初の場面に、スカーレット・オハラ役のヴィヴィアン・リーと一緒に出演しているからです。この作品、撮影も最初の場面からスタートした事は良く知られています。
その後、脇役時代を経てスーパーマン役に抜擢されるのですが、すでに40歳近かった訳ですね。
新聞記者クラーク・ケントが、スーパーマンに変身と言うか着替えて悪に立ち向かう姿は、世界中の子供達に支持されましたが、残念な事に人気絶頂の1959年GRは、自ら命を絶ってしまいます。
さらに、後年映画化されたスーパーマンで主役を演じたクリストファー・リーブまでもが不幸な一生を送った事から、superman curseという言葉まで出来てしまいました。
ただし生誕100年を迎える現代においても、アメリカでのGRのスーパーマン人気は根強く、そのヒーロー像は永久に不滅です。
天野 俊哉
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