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OUR MASTER : 佐々木 隆子
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Vol.508 TVで特集〜フレッド・アステアvsジーン・ケリー
 2013年クリスマスシーズンは佐藤昇先生をはじめ橋本祥さん加藤忠さん浦上雄次さん松本晋一さんらが出演するタップの舞台やライブが沢山ありましたが、残念ながら私は仕事でうかがえませんでした。
 フレッド・アステア主演のMGMミュージカル「イースター・パレード」(1948)を劇場で観た翌日12月25日夜10時からBS TBSテレビで放送された「巨匠たちの輝き#13魅惑のステップ」には白川希君がゲスト出演。
 客観的にみて、2013年のこの時代に昔のタップダンサーであるフレッド・アステアとジーン・ケリーの2人を1時間にわたって取り上げ、しかもタップ界からは本格的に検証する事の出来る白川希君とアドバイザーとして松本晋一さん(貴重な資料提供も)のお2人を招いた手抜きのない番組作りはとても立派だと思いました。友人としてとても嬉しかったです。
 ただひとつだけ残念だったのは番組が“パリのアメリカ人バレー”を出してしまったことで、明らかに番組のコンセプトが違ってきてしまいました。
 さらにそのあと11時からは「ビング・クロスビーの名曲“ホワイト・クリスマス”」に関する番組が続けて放送されました。こちらではビングがこの曲を歌った2つの映画「スイング・ホテル」(1942)「ホワイト・クリスマス」(1954)を取り上げるという先の番組にも似たコンセプトなのでさらに驚きました。こちらには瀬川昌久先生が御出演され、お話と共に先生の若き日のダンディなお姿まで写真で拝見する事が出来ました。
 私が子供の頃のクリスマスソングはこのビングの歌声でした。シーズンになると町中に“ホワイトクリスマス”がながれるだけでなく、決まって彼が主演した「ホワイト・クリスマス」もしくは「聖メリーの鐘」などがテレビ放映(もちろん吹き替え・カット版)されてました。2013年のクリスマスはそんな時代を思い出させてくれる様な、私にとってはちょっとレトロなムードの嬉しいクリスマスでした。

天野 俊哉




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