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OUR MASTER : 佐々木 隆子
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Vol.505 30分の音楽会
 以前、ニュースでも取り上げられて話題になったのでご存知の方もいらっしゃるかもしれませんね。“かなフィル”の愛称で親しまれている神奈川フィルハーモニー管弦楽団が債務超過により解散の危機に瀕していましたが、ファンの方を始め、県市町村、地元企業経営者などの寄付金により存続の見通しがついたそうで、謝恩コンサートが県内のいたるところで開催されています。先日はJR戸塚駅の浮世絵レリーフ前で「30分の音楽会」が催されていました。
 県内発祥の唯一のプロオーケストラの演奏が目の前で聴けることと夕方のラッシュも重なって、駅の助役さんクラス(帽子の赤地と金線の本数で分かるんです)までが会場整理をする程の黒山の人だかりになっていました。
 私の隣の方が音楽会のチラシを手にされていたので、その助役さんに「チラシはどこに置いてあるんですか?」とたずねたら、「もうないんですよ」とのこと、残念。
 トランペット(×2)、ホルン、トロンボーン、チューバの素晴らしい金管五重奏全8曲が、駅のコンコースに響きました。
 バンドマスターの謝辞の後にアンコールで“We Wish You a Merry Christmas”が演奏され、拍手喝采のうちに終演となり「ありがとう!」「がんばってくださ〜い!」と応援の声が上がっていました。
 先程の隣の方に「すみません、(チラシを)撮らせてもらってもよろしいですか?」とお願いし、「光っちゃってるんで、もう少し垂直に」「指が字にかかちゃってるんで、ここを持ってください」などと注文していたら、「良かったら差し上げますよ」と笑顔で(というよりも私の注文の多さに苦笑されて)譲ってくれました。ありがとうございます。
 演奏後、JRの広報の方が私の前でしゃがみカメラを構えましたが、フレームに収まらない様子だったので、余計なお世話ですが私が両手で(もう少し寄ってください)とやると、みなさん笑いながらツツツーッと寄ってくれました。それでもまだ収まらないようだったので、左手で(JRのお二方と)、右手で(かなフィルのお二方)、両手で(前に出てしゃがんでください)とやると、 さすがみなさん仕事柄、感が鋭いですね。こちらの思っているとおりに動いてくれて、まるでコンダクターのようないい気分でした。
 そんな訳で広報の方の頭の上にカメラを乗せんばかりのグッドポジションで集合写真が撮れました。みなさん、お疲れ様でした。
 経済やスポーツと共に文化や芸能もより発展を遂げて行ってほしいものです。日本。

Y's取材班




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