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OUR MASTER : 佐々木 隆子
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Vol.487 YouTubeで観るジーン・ケリーTV映像その5
 さてYouTube映像もいつの間にか消えたりするので「ジーン・ケリーTV映像シリーズ」も今回でシメにしましょう。
 GKの名作「雨に唄えば」が製作されてから30年後の1980年代に舞台化された時は驚きました。しかも舞台版の主役はイギリスのミュージカルスターのトミー・スティールでした。
 彼が映画に出演していた1966年にすでにTVショーでGKと共演しております。どことなく笑顔が似ているお二人ですがトミーさんダンスのレベルは今一で当時54才のGKの足元にも及びません。上半身のブレたドナルド・オコンナーという感じで。
 この共演が縁でタップダンスに目覚めたのか?舞台版の来日公演では別人の様にお上手でした。
 もう一人はGKのハリウッドでの最初のパートナー、ジュディ・ガーランドの娘ライザ・ミネリ。しかもライザ13才の時にGKとデュエットした貴重な映像。歌い踊るは懐かしの“For Me and My Gal”でタップシューズなしのソフトシューですが、映画での振付を再現しているので感激してしまいました。
 まだまだ私達の知らないジーン・ケリーの映像がYouTubeに登場するかも知れませんのでファンの方は気長に待つことにいたしましょう。

天野 俊哉










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