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Vol.479 YouTubeで観るジーン・ケリーTV映像その1
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1940年代から50年代にかけハリウッド映画界で活躍したミュージカルの大御所ジーン・ケリー(以下GK)。1957年にMGMとの契約が切れてから積極的にTV等に出演。近年YouTubeには世界各国のGKファンが珍しいダンス映像を提供してくれています。面白いのは、もしフリーの俳優でなければ共演出来なかったであろう人とのコラボです。ダニー・ケイ、ディーン・マーティン、トミー・スティール、ジュリー・アンドリュース、ライザ・ミネリ、ボクサーのシュガー・レイ・ロビンソンetc.
さて今回は「サウンド・オブ・ミュージック」の大スター、ジュリー・アンドリュースとGKの映像を取りあげます。現在観る事の出来るのは1960年代のジュリーのTVショーから2エピソードです。
1つめは“Tapping Game”というタイトルで、長椅子に座ったお二人が歌に合わせてステップで掛け合いを。立ち上がって“Linger Awhile”の曲でダイナミックにタップダンスデュオ。2つ目は“Just in Time”の曲を二人が歌い優雅に、時にスタイリッシュに踊ります。
まず私がビックリしたのがジュリーのタップダンスでした。彼女が映画ではあまり魅せる事の出来なかった分野なのに、タップの名手相手に堂々とした動きを。もうひとつが意外にも色気でした。映画ではイギリスの学校の先生かシスターにしか見えなかった真面目なイメージのジュリーがここではとてもムードいっぱいに別人の様です。男っぽいジーンがそんな魅力を引き出したのかも知れませんね。ジュリー・アンドリュース・ファンの皆様必見ですよ。つづく
天野 俊哉
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