TAP DANCE LOGO
INSTRUCTORS
STUDIO : 戸塚スタジオ
NETWORK
SCHEDULE
EVENTS
COLUMNS
DANCE TEAMS
LINKS
OUR MASTER : 佐々木 隆子
COLUMNS

Vol.477 YouTubeで観る元宝塚トップスター大浦みずき極秘映像その2
 大浦みずきさんのダンスの魅力の1つがアステアやケリーなどハリウッドスター達へのオマージュでした。もちろん演出に小原弘稔先生の様な優れた方がいらしたから出来た企画だったのですが。
 さて、そんな大浦さんが本物のジーン・ケリーよりも格好良く踊ってしまった(もちろん私の個人的意見ですが)ダンスをご紹介いたしますね。
 現在YouTubeではその名ナンバーのジーン・ケリーオリジナル版と大浦さんオマージュ版の両方を観る事が出来ます。ジーン・ケリー版は1957年のMGM 映画「魅惑のぱり」Les Girlsの“Gone About”というナンバー。そして大浦さんオマージュ版は1986年のショー「メモアール・ド・パリ」小原弘稔演出ジム・クラーク振付による“モンマルトルのカフェ”というナンバーです。多分映画を観た小原先生はジーンの格好いいダンスを大浦さんでやろうと考えたのでしょう。なぜ曲を変えたのかは謎ですが。私はリアルタイムでこのナンバーを観ていますが、もう震えがきましたね。怪我をする前の大浦さんの動き見事ですよ。
 さて、宝塚には兵庫の大劇場、東京の宝塚劇場を経て地方公演という公演があるのですが、YouTubeにはこの作品の地方公演の映像がありました。興味のある方は〜「モンマルトルのカフェ」(地方公演)〜を検索してみて下さい。まず、この映像は大浦みずきファンが隠し撮りをした違法映像かもしくは歌劇団の資料映像です。さらに男役の大浦さんがなぜか女役の方をセクシーに演じているのです。これには驚きました!しかも、会場の観客の盛り上がり方がまるで東京リズム劇場を彷彿とさせるほどです。そう言えばかつての宝塚劇場の観客は今ほどお上品ではなかったなあ、という事を思い出しました。お時間のある方はこれらを見比べるのも楽しいですよ。
 「メモアール・ド・パリ」関連ナンバー“アイ・ラブ・パリ”“泥棒紳士”“モンマルトルのカフェ”オススメです。

天野 俊哉




Copyright 2005 Y's Tap Dance Party. All rights reserved.