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Vol.451 ハリウッドミュージカルの実力派ダンサー〜ヴァージニア・ギブソン追悼
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1950年代のハリウッドでダンサーとして活躍したヴァージニア・ギブソン(以下VG)が亡くなりました。
私は彼女が1957年にブロードウエイの「Happy Hunting」でトニー賞にノミネートされた事も1960年代にテレビで活躍した事も今回初めて知りました。
VGの代表作は「掠奪された七人の花嫁」(1954)であることには間違いありませんが、私はあの中のどの花嫁がVGなのかいまだに判別出来ません。そう実力派ですが決してスターではないのですね。
マイケル・キッド振付のあの有名な“Barn Dance”にしてもラス・タンブリン、トミー・ロール、マーク・プラットらの男性ダンサーが優れているので女性陣はよけい目立ちません。
逆にあまり有名な作品ではありませんがハリウッドきっての凄いタップダンサーであるジーン・ネルソン主演のワーナー映画「Painting the Clouds with Sunshine」(1951)こそはVGの魅力を最大限に引き出し記憶に残る作品となっています。
ジーンとからむ三姉妹の末っ子役でセリフもダンスナンバーも沢山あり光っています。
私も松本晋一さんも2〜3年前に初めてこの作品のDVDを観た時、主演女優であるヴァージニア・メイヨよりもダンスの切れのいいVGに話題が集中したものです。
VGのご冥福をお祈りいたします。
天野 俊哉
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