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OUR MASTER : 佐々木 隆子
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Vol.447 「『フランダースの犬』と世界名作劇場展」に行ってきました
 横浜市中区の放送ライブラリーで開催された「『フランダースの犬』と世界名作劇場展」に行ってきました。
 世界名作劇場は1975年の「フランダースの犬」から2009年の「こんにちはアン」までの全26作品。みなさんはどの作品までご覧になっていましたか?私は「フランダースの犬」から、2作目の「母をたずねて三千里」(1976)を飛ばして、3作目の「あらいぐまラスカル」(1977)までです。「ラスカル」といえば、最終回でスターリングがラスカルを森に返す別れのシーンが感動的に描かれていますが、実際にスターリングと同じことをすると「外来種害獣のアライグマを放した」として処罰されることがありますのでご注意ください。
 展示会場の入口で荷車を牽くパトラッシュが迎えてくれました。可愛い。中に進むと、左手には全26作品の紹介パネル、右手には世界名作劇場の歴史年表と26作品の舞台となった場所が世界地図上で案内されていました。アジアが舞台になっている名作は一つもないんですね。
 その先にアントワープ大聖堂で憧れのルーベンスが描いた「キリストの降架」を見上げるネロとパトラッシュの後ろ姿の原寸大ジオラマが。そっと二人の横に回って表情を伺うと、もうダメでした。ネロの最期の言葉「パトラッシュ、疲れたろう?僕も疲れたんだ。なんだか、とても眠いんだ・・・」や、天使たちにかかえられ光に包まれて天に召される二人の姿、BGMのコーラスを次々に思い出して、涙があふれてきてしまいました。汗を拭くふりをしてハンカチで涙を拭いましたが、近くにいた女性スタッフの方には鼻をすする音で多分バレていたと思います。恥ずかしい。
 「フランダースの犬」は、1872年にイギリスの女性作家ウィーダがベルギーのフランドル地方を舞台に書いた児童文学ですが、アメリカ版「フランダースの犬」は、「こんな結末じゃ主人公たちが可哀想過ぎて本が売れない」という出版社の意向で、ネロとパトラッシュは凍死寸前に発見されて助かり、更にネロの父親が大金持ちになって名乗り出て借金は返済、美術学校にも通えるなど、ハッピーエンドに改変されて、1914年、'35年、'60年、'99年と4回も実写映画化されています。私は'99年の作品を観ましたが、ネロの清貧は巧く表現されていたものの、パトラッシュは黒い毛むくじゃらでアニメで見慣れたイメージと全然違うし、結末もめでたしめでたしで別物な感じでした。これは後で知ったのですが、私が観たのは世界公開版で、原作どおりにネロとパトラッシュが天に召される日本公開版が存在するそうです。ぜひともこちらを観てみたいものです。
 さて、写真をご覧になって気づかれた方もいらっしゃるかもしれませんが、意外にも「アルプスの少女ハイジ」(1974)は世界名作劇場に入っていないんです。「ハイジ」の制作会社と「フランダース」以降作品の制作会社が別のため「ハイジ」を世界名作劇場に入れることはできない、というオトナの世界の事情があるようです。
 いい歳してチビッ子たちと一緒にスタンプラリーに参加しました。スタンプを全部集めた良い子にはオリジナルシールがプレゼントされるんですが、シールをくれるスタッフの方がとても若い女性で恥ずかしかったです。
 展示会は終了してしまいましたが、世界名作劇場全26作の第1話と「フランダースの犬」第51話、第52話(最終回)を無料で視聴できます。詳しくは放送ライブラリーの公式サイトをご覧ください。
放送ライブラリー公式サイト
 

Y's取材班




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