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Vol.44 私のオススメ映画 4
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ミュージカル映画でもないのに、突然タップが出てくる映画は結構多いものです。最近観た映画でこれだけ見つかりましたので、ぜひみなさんもチェックしてみては？
「ティラミス」
かつての大ヒット作「ゴースト」の香港リメイク版で、主人公女性のタップレッスンシーンが熱いです。「ホテル・ビーナス」も似ていますね。
「アメリカン・スイートハート」
ジュリア・ロバーツ主演のヒット作。妹役キャサリン・セタ・ジョーンズのタップの実力がバレバレ。「シカゴ」の好演がうそのようです。
「ビートルズがやって来るヤアヤアヤア」（A HARD DAY'S NIGHT）
TVのスタジオで、男女のダンサーが踏んでます。途中からリンゴ・スターのドラムがアドリブで加わるイキなシーン。
「底抜けいいカモ」（THE PATSY）
ジェリー・ルイス主演のコメディ。ナイトクラブのシーンに有名な黒人4人組フォー・ステップ・ブラザーズが登場。2曲踊ります。
「宇宙人東京に現る」
昔、熱海のホテルで観たショーを思い出しました。女性はドレス、男性は燕尾という本格的なナンバーですが、宇宙人のせいで中断してしまいます。ちなみにこの宇宙人を岡本太郎画伯がデザインしたことで当時話題になったそうです。
「バッファロー66」
クリスティーナ・リッチがボーリング場のレーンで突然踏みます。ピンスポットが入って本格的なショット（押田君情報）。
「三十九夜」
ロンドンの劇場で3人組によるコミカルなタップ。ヒッチコック監督のサスペンスなので、タップは追っかけのシーンの背景として使われています。
「キング・コング」（新作）
オープニングのヴォードビル劇場で、主演女優達がタップを踏んでいるそうです（押田君情報）。
「TAKESHIS'」
STRiPESの3人が「座頭市」に続いて出演しています。次はぜひ、たけしさんのタップも観せてほしいものです。ちなみに蒲田スタジオの淺野潤一郎さんが出演していますがタップは踊っていません。銃撃シーンで撃たれているだけです。
「男はつらいよ 寅次郎わが道をゆく」
SKDのラインダンスでは、タップシューズを履いていることが多かったものです。寅さんは踊りませんので、念のため。
「ヤング・フランケンシュタイン」
日本で最初に公開されたメル・ブルックス監督作品。博士と怪物がタップ・デュエットしてしまう楽しさ。
「恋に唄えば」
オーストラリアのレストランのシーンで竹中直人さんと現地の方達のダンスに、ほんの少しタップが出てきます（足の吹き替えは、東京リズムボーイズ・デラックスの松本晋一さんと朝川朋之さんだそうです）。
「続 一ダースなら安くなる」
デブラ・パジェットという女優さんが海辺のシーンで突然タップを。演奏しているのは、「スター・ダスト」などの作曲で有名なホーギ－・カーマイケルです（松本さん情報）。
逆に「こんな映画でも見た」という情報をお待ちしています。
天野 俊哉
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