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Vol.431 ショー番組の時代その1
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1980年代はバブルの時代であったと同時にダンスの時代でした。ここ何回かのコラムのために古いビデオをチェックすると信じられない位、ダンサーや振付師の仕事が恵まれていた(お金うんぬんでなく仕事が続いていたという意味で)事を思い出しました。
ジャズダンスのブーム、アイドル歌手ブーム、舞台のミュージカルブーム、女性ジャズ歌手ブームなどが一緒にやって来たのが1980〜1982年。私はまだ学生だったので、有り余る時間をフルに使ってダンスを追いかけていました。
一番のお気に入りがテレビのショー番組で、特に日曜日深夜にTBSテレビで放送されていた「サウンドインS」などのシリーズ。「ホリデー」「夜は気分で」「ナイトスクエア」とタイトルやレギュラー出演者が入れ替わりましたが、熱心にみておりました。隆子先生と佐藤先生も同じように番組のファンだったことから「あの振り良かったね」といった会話をよくしてましたっけ。
司会には、伊東ゆかりさん、しばたはつみさんら女性歌手とジャズピアニストの世良譲さん、クラリネット奏者の北村英治さんといった渋い方々。毎回ゲストを迎えて豪華な歌と踊りをタップリ。どちらかと言うと、私達はこのゲストの後ろで踊るダンサー達のファンでした。今でも、この業界で活躍されているKKさん率いるBMCダンサーズ。背の高い男性グループのギャラクシーとダンディーズ、女性グループのニューホリデーガールズが鍛えられたダンスをふんだんに見せてくれました。ギャラクシーの皆さんは、隆子先生の1979年と1982年の2回のリサイタルにゲスト出演してくださいました。
振付は、お色気のあるものユニークなものは小井戸秀宅先生、シャープなものダンディーなものは名倉加代子先生とさりげなくスタイルが別れていて、楽しかったです。ちょうど今のY'sみたいですね。
今でも忘れられないエピソードが3つあります。
当時、宝塚歌劇団月組の大地真央さんが20〜30人の月組生と中野ブラザースさんとゲスト出演した回。
小柳ルミ子さんが、デューク・エリントンのナンバーを歌い踊り、今では一流振付師ウエイン・シレントがタッブを見せてくれた回。
そして我らが隆子先生が、浅野ゆう子さんらとゲスト出演した回。以上3つは次回、写真を交えてゆっくり読んでいただきましょう。
天野 俊哉
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