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Vol.402 Michael Jackson THE IMMORTAL World Tour
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5月19日横浜アリーナのMichael Jackson THE IMMORTAL World Tour(以下IMMORTAL)へ行ってきました。その時の簡単なレポートと感想です。
ちなみに“イモータル”とは不死の、不滅の、永遠の、という意味です。
このIMMORTALはマイケル・ジャクソンが信頼していたクリエイター達と、サーカス団であるシルク・ドゥ・ソレイユ(以下シルク)が共同で作ったショーです。今までマイケルがやったことを再現するのではなく、マイケルがやっただろう、ということを形にしたものだそうです。
まず会場に入るとGiving Treeの絵の下にMJと書いてある垂幕が目に入りました。The Giving Tree:恵みの木、というのは、マイケルのネバーランドにあった木(オーク)のことで、その木の上で歌詞の一部を書いたことで知られています。マイケルにとって大きなシンボルだったそうです。マイケルの創造に大きな影響を与えたこの木が、IMMORTALのシンボルにもなっていました。会場に入って最初に目に飛び込んできたので始まる前から胸が熱くなってしまいました。
いよいよショーが始まると、IMMORTALのためにアレンジされたジャクソン・ファイブや、マイケル自身の曲のメドレーが続きます。約45曲、最初から最後までマイケルの歌声です。生演奏のミュージシャンもいてライブ感たっぷりでした。いくつかスクリーンがあって、そこにはマイケルの映像(ショート・フィルムやコンサート)が流れています。メイン・ステージ、そこからのびる花道、円形ステージがあり、そこでシルクのダンサー達が「これぞマイケル」というダンスやサーカス的要素のあるパフォーマンスを繰り広げます。
エアリアル(空中)・ダンス、ポール・ダンスもあり、電飾を使ったり、ワイヤーで宙を舞ったり、特殊な床を使って高く飛び跳ねたり、ムーン・ウォーク、ゼロ・グラビティ…とにかく見ていて飽きませんでした。常にダンサー達があっちでもこっちでも何かやっていたので、どこを見ればいいのか分からなくて、見逃したものが一杯ある様な気がします。全体を通してシルクのサーカス的要素はかなり控えめで、マイケル色がとても強かったと思います。
印象に残っているのはバブルスが出てきたところです。ダンサーに手を引かれてぎこちない歩き方をしていたので、私と友達の間では「あれはちゃんと調教されたチンパンジーだ」という結論に至りました。後半で真っ直ぐ立って踊っていたのにはとても驚きました。
それから、ほんの数分でしたがタップのシーンも印象的でした。マイケルはタップダンスが上手だったということ、亡くなる1年くらい前まで10年以上タップダンスの個人レッスンを受けていたということは知られていないかもしれません。フレッド・アステア、サミー・デイビスJr.、ニコラス・ブラザーズをとても尊敬していたので、マイケルにとってタップダンスはとても大切なものだったのだと思います。マイケルが大切にしていたものと、自分が偶然習い始めたものが同じだったということが私にとっては特別に嬉しいのです。
見終わって「やっぱりもうマイケルはいないんだなぁ」と思わずにはいられませんでしたが、ダンサーや制作に携わった人達の、マイケルに対する尊敬と愛情が沢山感じられたことは、いちファンとして本当に嬉しかったです。
天野先生のクラスのM
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