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OUR MASTER : 佐々木 隆子
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Vol.390 「ちびまる子ちゃんの世界展」に行ってきました
 横浜市中区の放送ライブラリーで開催された「ちびまる子ちゃんの世界展」に行ってきました。
 月刊「りぼん」(集英社)で「ちびまる子ちゃん」の連載がスタートしたのは1986年8月号からだそうです。私が少女コミック誌を読んでいたのは「まるちゃん」が連載されるよりもずっと昔の高校生の頃ですが、当時は「りぼん」派と「なかよし」派が大半で、次に「マーガレット」派。少数派の「少女フレンド」派「少女コミック」派と続いていました。私は「なかよし」派でしたが、別に「りぼん」派や他誌派と対立していた訳でもなく、各々の愛読誌を回し読みし合っていました。ボクは真面目でしたが、ツッパッた連中が「マーガレット最高だぜ!」とか「たかなししずえって美人かなぁ」とか「今日からウチの犬、スパンクって呼ぼう」とか言いながら楽しそうに読んでいる様子は、コミックより何倍もおかしかったです。
 すみません、どうでもいいことに話が逸れてしまいました。さて、「ちびまる子ちゃん」のテレビアニメ放送がスタートしたのは1990年1月。最高視聴率は39.9%だそうで、1964年に「鉄腕アトム」が記録した40.3%に次ぐアニメ第2位だそうです。今は録画ができますから単純比較はできないと思いますが、いずれにしてもすごい数字です。展示会では、そんな大人気のまるちゃんの魅力がカテゴリごとに紹介されていました。
 エスカレーターを上がると、まるちゃんとたまちゃんの仲良しコンビの原寸大フィギュアが早速お出迎え。会場入口のウェルカムロードでは、正装した登場キャラクターたちが華やかに出迎えてくれました。順路に沿って進むと、原作者のさくらももこ先生直筆による登場人物の紹介コーナー。続いて3年4組クラスメイト紹介コーナー。顔は知っているんだけど名前が思い出せない子が何人かいました。同窓会に出たりすると、そんな思いをすることがあるのかもしれんませんね。さくら家玄関先のまるちゃんと友蔵さんに挨拶して先に進むと、アニメ制作現場がパネルと映像で紹介されていました。「ちびまる子ちゃん」がコンピュータ制作に移行したのは比較的早い1999年からだそうで、セル画で制作されているのは今や放送44年目を迎えた「サザエさん」だけだそうです。ももこ先生直筆の友蔵の心の俳句(正しくは川柳だと思うんですが)コーナー、非売品展示コーナー、アフレコ台本と絵コンテ展示コーナーを通ってアニメメモリアルロード(年表・アーカイブ)に向かうと、入口で野口さんと学級委員長の丸尾君が出迎えてくれました。第1回まるちゃん初登場のシーンを始め、放送10周年記念、15周年記念、20周年記念の映像が流れていて、まるちゃんの顔が少しずつ変わって行く様子が見てとれました。最後は出口近くにいた胃腸の具合が悪そうな山根君に「お大事にね」と声をかけて会場を後にしました。とても観応えのある企画展示でした。

Y's取材班




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