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OUR MASTER : 佐々木 隆子
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Vol.385 NTD2013を終えて(天野篇)
 今年のNTDでは、淺野康子振付「Lupin the Third」で参加いたしました。
 昨年9月きゅりあんホールで上演した公演で評判の良かったナンバーです。これをNTDに持っていく段階で大きく変更になったのがキャストでした。押田、阿部、橋爪、秦、SAORI、本吉らベテラン勢が抜けて、10代の子たちが加わったこと、そして作品のキーポイントであるイントロのジャズダンスがYUKIから渡部に替わったこと。私がこのコラムで何度も書いたあのWさんですね。
 そんな中、男性である私が「出演したい」と言ったことは、淺野リーダーにとっては想定外だったはず。しかし、苦労人である彼女は、気持ちよく受け入れてくれ、稽古スケジュールもたっぷり用意してくれました。そして、彼女が鍛え上げているPure Jewels(以下PJ)に少しでも自分を近づける努力をしてきました。稽古期間の4か月と、劇場に入ってからの2日間と短い間でしたが、PJと行動を共にしたことはすばらしい経験でした。このことはこれまでもコラムに書いてきましたね。稽古段階では「もっとテンションを抑えて」と言っていた橋爪、阿部からは、「良く溶け合っていた」「自分の気配を消してひとつになっていた」という嬉しい言葉をもらえました。
 各団体から、リーダー+2名が参加する「NTDオープニング作品」の岩本町のスタジオでの稽古中、必ずリーダーを中心にchicacoと3名で行動しました。私としては前代未聞のことです。chicacoとは「こうリーダーを支えてゆこう」と打合せはしなかったのですが、自然なコンビネーションが生まれたような気がします。そのせいもあってか、あるタップ仲間は「淺野先生が2人のボディガードを引き連れてるみたい」(劇場入りしてからは衣装が黒スーツなので、まさに黒服ボディガード)とか、「助さん、格さんみたい」とか、面白おかしく形容してましたっけ。実はこれは「Lupin」を踊る上でイメージアップにつながったようです。今西さんは「淺野先生はセンターが絵になります」と言ってくれました。「Lupin the Third」はNTD2013ではかなり渋めの作品でしたが、淺野が思い描いていた「Lupin」の世界を13名の仲間で作り上げることに成功したと確信しています。観に来てくださった皆様、ありがとうございました。そして、リーダーと仲間に愛を込めて!!

天野 俊哉




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