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Vol.383 「NATIONAL TAP DAY 2013」を終えて
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「NATIONAL TAP DAY 2013」にご来場くださりありがとうございました。おかげさまで無事に終演できました。たくさんお花、差し入れをくださりありがとうございました。
今回の 作品曲「Lupin the Third」はどなたも一度は耳にしたことがあるのでは?作品の基本はできあがっていましたが、キャスト、人数、パート、フォーメーションなどを変えてかなり手を加えました。イントロはソロのジャズダンスでスタート。私の中で踊らせるメンバーは既に決めていましたが、いきなり単独指名すると本人にプレッシャーが掛かると思い、しばらくは何人かで同じ振りを覚えてもらいました。本人に伝えたのはタイミングを見計らって2月初旬。やはり最初はビックリしていましたが、覚悟を決めてからの彼女は強かったです。ジャズの振付も自分に合うようにアレンジして、しっかりジャズパートを務めてくれました。
今回は、Y's公演やイベントなどで鍛えてきたジュニアを大人と一緒に踊らせたいという思いから、初めてジュニア4人をメンバーに入れました。ただし、舞台の上で子供に見られないように稽古から大人メンバーと同じように扱いました。とても大変だったようで、うまく踊れなくて悔し泣きしている子もいました。私は心を鬼にして完全無視で教えましたが、chicacoがフォローしてくれていたので何の心配もありませんでした。メンバーに選んだ時に小中学生だった4人は、本番を迎えた時には中高生になっていました。今回の出演で心身共に成長してくれたと思います。
香盤が決まったのが3月中旬。みんなで香盤表を見てプレッシャーも掛かりましたが、その分気持ちが引き締まりました。本番はそのプレッシャーを良いバネにして、みんなのびのびと踊れたと思います。
代表者によるグランドオープニング作品は、Y's は天野、淺野、chicacoの3人で参加させて頂きました。ある程度覚悟はしていましたが、稽古初日から松本先生の早い振りがバンバン来ました。大変でしたが、素敵なタップファミリーとの稽古はとても楽しくてしあわせな時間でした。パート分けは宝塚ファンの松本先生が花組、月組、雪組、星組、宙組に分けられて、天野は花組、chicacoは月組、私は宙組でした。松本先生と同じく宝塚ファンの天野は、まるで本当の宝塚歌劇団員になったかのようにうれしそうで楽しそうでした。宙組は私が尊敬する先輩方との組で、名前を拝見しただけで最初ドキドキでした。でも「こんな機会は二度とないかもしれない」と思い、がんばりました。衣裳は、男性は全員タキシード。女性は色は黒、形は自由でした。ドレスにしようかパンツにしようか悩みましたが、先輩の提案で宙組は全員パンツになりました。宙組全体のバランスを考えながら実家の衣裳部屋でああでもないこうでもないと悩んだ末に選んだのは、20年くらい前に作った衣裳でした。まさかこんなに前に作った衣裳を着ることになるとは、自分でもビックリでした。第一着られるかが問題でしたが、大好きなお酒を断っていたせいか、スルッと着られました。素敵な先輩方と一緒に踊ることができてとてもしあわせでした。
仕込みと撤収を手伝ってくださった皆様、素晴らしい舞台空間を創ってくださったスタッフさん、そして総合プロデュースの穴田先生、ありがとうございました。そして、お疲れ様でした。
私の稽古の関係で代講となったクラスもあり、毎回生徒の皆様にはご迷惑お掛けして申し訳ありません。私が舞台に立てるのもそんな理解ある生徒さん、そしてクラスの代講などいろいろな面でフォローしてくれる先生やメンバーがいるからこそです。感謝しています。いつもありがとう。
さて、次は9月7日の佐々木隆子門下公演、その次は9月23日のY's 発表会、そして秋の地元イベント、そしてそして11月にはリズム劇場だ〜。どれも気を抜けません。ちょっとだけ息抜きしたいです(笑)。
淺野 康子
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