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OUR MASTER : 佐々木 隆子
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Vol.373 生誕100年ウッディ・ハーマン〜“Four Brothers”バンドのリーダー
 1995年のナショナル・タップ・デーで私が、2012年のナショナル・タップ・デーで淺野が振付をしたモダン・スイング・ジャズの代表曲“Four Brothers”。この曲を1947年に演奏して大ヒットさせた楽団のリーダーであるウッディ・ハーマン(以下WH)が5月3日に生誕100年に。クラリネットを吹き、歌まで歌うジャズメンであるWHはその温厚な性格から、多くの魅力的なプレーヤーが彼の楽団に集まってきました。
 WH楽団は結成以来いくつかの時代に分かれます。
@ 1940年代初めのFirst Herd時代は、ブルースを中心として“Amen” 、“ Woodchopper's Ball”などのヒットがあります。この時期ハリウッドでミュージカル映画に多く出演しており、演奏場面がベストな状態で残っています。
A 1940年代後半のSecond Herd時代こそは私の大好きな時代で、私が持っているWHのCDは全てこの時代のものです。スタン・ゲッツ、アル・コーン、ズート・シムズ、サージ・シャロフら4人のサックス・プレーヤーをフューチャーした“Four Brothers”が最大のヒット。ただ、薬物中毒者が多く、短命に終わりました。
B そして1950年代、Third Herd時代以降はすでにビッグ・バンド時代ではありませんでしたが、WHがTPOに対応できる人だったのでテレビ時代も生き残れました。WHが出演した映画やテレビショーはYou Tubeで観ることができますが、最強4人組による“Four Brothers”の映像は残念ながら残されていません。なお、1970年、1981年の二度、来日コンサートを開いています。

天野 俊哉




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