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STUDIO : 戸塚スタジオ
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OUR MASTER : 佐々木 隆子
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Vol.301 「NATIONAL TAP DAY 2012」を終えて
 NTD2012にご来場くださった皆様、ありがとうございました。差し入れやお花もたくさん頂き、本当にありがとうございました。
 オープニングの代表者作品のお話を頂いた時は出演させて頂こうかどうか悩みました。というのも、振付と稽古日程のほとんどが担当クラスと重なっていて行けない。でも松本先生の振付作品に参加したい!「稽古日数は限られるけど、なんとかする」と、これまでよりもより強い気構えで参加させて頂くことを決めました。そのせいで2回ばかり代講を立てさせてもらったクラスの生徒さんには申し訳ありませんでした。
 TRBの稽古場はいつも代表者の先生方でいっぱいで活気に満ちていました。その中で振付を受けられ、そして本番で踊れたことはとても幸せでした。
 Y'sは「Four Brothers」を8名で踊りました。作品は以前にできあがっていたので、天野先生に加わってもらえるようにアレンジしました。メンバーのほとんどが20代なので、みんなの若さと元気をいっぱいもらって私も負けずにがんばりました(笑)。どちらの団体も同じだと思いますが、毎回ダメ出しをしつつ、修正しながら千秋楽まで楽しく踊らせて頂きました。
 最後の吉田タケオ先生のトリビュートも感動しました。博品館劇場でのフェスティバルに数回出演させて頂いた時の吉田先生しか知らなかったので、今回のトリビュートでタップ界の先駆けとして支えてきてくださった素晴らしい先生だということをあらためて知り、とても勉強になりました。フィナーレでは毎回違うユーモアのあるお話を聞かせて頂き、同じ舞台の上にいる幸せを感じました。日本にも吉田先生のような素晴らしい先生方が、まだたくさんいらっしゃるのでしょうね。取材から編集までを担当されている松本先生はたいへんかもしれませんが、このトリビュートはとても良い企画だと思うのでこれからもぜひ続けて頂きたいです。松本先生ご自身の順番が来るまで続けてください。
 NTDの出演者としては、普段なかなかお会いできない先生方や生徒の皆さんと一年に一回でも会えて、個性溢れる作品を観られることがとても楽しみです。そんな楽しみを味わえるのも、主催の穴田先生の並々ならぬご苦労があってこそでしょう。あれだけの大所帯をまとめる労力はさぞや大変だろうと毎回感じています。出演人数が増えてうれしいですが、それだけいろいろな問題もあるでしょう。私たち出演者一人ひとりが最低限のルールを守ることで、イベントも楽しく開催されるのだと思います。いつ起こるとも分からない地震への対策も主催者は考えてくれています。そんな環境の下、無事に幕を下ろせたことに感謝しています。
 主催の穴田先生、スタッフの皆様、今回も仕込みと撤収を手伝ってくださったTAPを愛されている皆様、そして出演者の皆様、本当にお疲れ様でした。ありがとうございました。
 さて、さっそく気持ちを切り替えてY's公演の準備にかかります。

淺野 康子




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