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Vol.292 作品展に行ってきました
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1980年にイラストレータ−としてデビューし、現在では現代アート作家として不動の地位を築かれた鈴木英人(EIZIN)さんの作品展が、横浜市港南区の京急百貨店で開催されたので行ってきました。
英人さんのデビュー当時、デザインの勉強をしていた私は、風景と光と風までもが緻密な線画で描かれているその作品を見て衝撃を受けたことをおぼえています。
英人さんをご存じない方でも、山下達郎、堀井勝美プロジェクトを始め、桑田佳祐「波乗りジョニー」、杏里「R134オーシャン・ディライツ」、TUBE「SKY HIGH」など多くのミュージシャンのCDカバーを手掛けられているので、知らぬ間に作品をご覧になっている方も多いかと思います。
展示会ではアメリカ西海岸を思わせる風景をモデルにした初期の原画やリトグラフ(※1)から、最新の情緒的風景のEMグラフ(※2)まで数十点が展示され、販売されていました。ちなみに販売価格は、右の写真で紹介されている2作品が約500×600mmサイズで税込各315,000円。版画としては決して手頃な値段ではありませんが、いくつもの作品に「ご成約済」の札が付いていて、英人さんの人気ぶりが伺えました。
日当たりと風通しがいい部屋の白い壁に掛けたくなるような、すてきな作品ばかりでした。
※1 リトグラフ
水と油の反発作用を利用した版画技法の一つ
※2 EMグラフ
EIZIN METHOD の略
手描き作品をデジタルデータ化して彩色した後に顔料インクでデジタル出力する技法
鈴木英人公式サイト http://eizin.co.jp/
Y's取材班
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