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Vol.291 旅のコラム 西伊豆編
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温泉というと、ここのところ箱根近辺ばかりだったので、今回はちょっと足を延ばして西伊豆の堂ヶ島温泉に行ってきました。
午前のクラスを終えて、さあ出発。天気もいいし、のんびりお昼を食べたり寄り道をしながら行くつもりでいたんですが、カーナビで検索したら有料道路優先ルートでも目的地まで4時間くらいかかることが分かりました。けっこう遠いんですね。堂ヶ島の夕陽は日本の夕陽百選に認定されていてとてもきれいだそうでなんとか見たかったので、のんびり行くのはあきらめてコンビニでサンドイッチとおにぎりを買って直行しました。結局、3時間半くらいで夕方になる前にお宿に着きました。サービスのロゼワインを片手に、メインロビーいっぱいに広がる夕陽を見ることができました。とてもきれいでした。
さて楽しみの一つ、温泉です。駿河湾を望む露天風呂はかすかに硫黄のにおいがしていました。海に近い温泉はたまにピリピリするのですが、こちらのお湯は柔らかくて気持ち良かったです。
さあ、温泉の後はメインイベントの夕食です。伊勢海老のお造りやあわびの踊り焼き、さらに料理長のサプライズで金目鯛の姿揚げあんかけがドーンと大皿で出てきてビックリ。どれもとてもおいしくて、お腹いっぱい食べてしまいました。おいしいお酒と食事でお腹が満たされたら一気に眠たくなってしまったので、2回目のお風呂は止めて超早寝しました。
早寝した分、翌朝は早起きして朝風呂に入りました。夕べ入った時には暗くて見えなかった三四郎岩や駿河湾が一望できて、とても気持ち良かったです。
こちらのお宿はおみやげ屋さんに行く必要がないくらいおみやげ売り場がとても充実していて朝市まで開催されていました。見るからにおいしそうな干物や海苔やお煎餅をたくさん買いました。
夕食が大満足の和食だったので朝食は洋食にしました。焼きたてサクサクのメープルクロワッサンとかぼちゃのスープがとてもおいしかったです。
従業員の皆さんの笑顔、料理、景色、お風呂、全てがすてきなお宿でした。また行きたいです。
お宿を立って、堂ヶ島洞窟めぐりの遊覧船に乗ろうと思ったんですが、高波のため欠航でした。仕方がないので蘭の里で吊り橋からの絶景を楽しもうと思ったら、こちらは復旧工事のため通行止め。さてどうしよう。目の前の加山雄三ミュージアムの看板から若大将が「だったらおいでよ」みたいな感じで微笑みかけてくれているのですが、すみません、そんなに興味がないので、黄金崎クリスタルパークに行きました。それ程期待していなかったのですが、パーク内のガラスミュージアムで開催されていた現代ガラス海外作家展やミラクル・クリスタルワールド「万華鏡の世界」など、とても見応えがありました。体験工房があったのでサンドブラストに挑戦してみました。ぶどうの絵とイニシャルを入れました。細かいことが苦手な私でもけっこうすてきにできあがりました。とても楽しかったです。
真剣に打ち込んだらお腹が空いてしまったので、土肥温泉の海鮮食事処でお昼にしました。真っ青な駿河湾と雪化粧をした富士山の雄大な姿を観ながら海の幸を堪能しました。定食にも丼にも銀だらの照り焼きと伊豆半島名産のところてんが付いていて、味もボリュームも満点でした。
わざわざ行かなくても横浜にもショップがあるのですが、ちょっと気になっていたので天城にある東京ラスクの伊豆ファクトリーに行ってみました。東京ラスクの社長さんが天城のご出身で「地元に恩返しをしたい」との思いから旧町役場を改築して工場を開設したそうで、従業員の皆さんは全員地元の方たちだそうです。駐車場に足湯があったり、工場の入口で農家のおじさんが野菜を売っていたり、2階には卓球ルームがあったりして、ただのお洒落な工場じゃないほのぼのした感じがしました。
工場に併設された直売店ではラスクの製造工程が見学ができたり、無料のコーヒーコーナーで試食ができるようになっていました。初めての味もあってどれもおいしい!
工場限定生産販売の味もあって、あれもこれもたくさん買ってしまいました。帰ってさっそくコロコロラスクのバジル味をサラダにトッピングして食べました。とてもおいしかったです。
いい気分転換ができました。4月のナショナルタップデイに向けて稽古をがんばります。
淺野 康子
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