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Vol.29 スケートの女王「イナ・バウアー」主演映画を見て
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こんにちは天野です。ハリウッド映画のスケート・ミュージカルで大活躍した、ソニア・へニーの「銀嶺セレナーデ」(タップのニコラス・ブラザーズが主演している)のDVDを買いに行ったら、とんでもないものを見つけてしまいました。
イナ・バウアー主演「白銀に躍る」、イナ・バウアー主演「空から星が降ってくる」、1枚が2500円。もちろん2枚買いました。もうあんまりおかしくて何も書けそうにないので押田君にバトン・タッチ!!
「♪タッチ、タッチ、ここにターッチ♪」バトン・タッチされてしまったオッシーです。
イナ・バウアーなんていう人が実際にいたなんて全然知りませんでしたね。スケートの技の名前だとばかり思っていましたから。
イナ・バウアーと言えば、クールビューティー荒川静香さん。最近ではTBSのW杯のキャスターをされていますが、それに関する記事が出ていました。
世界との戦いを知っている金メダリストは、日本の敗戦に「あ〜」と頭をのけぞらせて、イナ・バウアー!?
僕はこの記事を読んで、そういえば自分もオーストラリア戦を見ていて、無意識に3度イナ・バウアーをやっていたな、と悔しい気持ちが甦ってきました(ToT)/~~~
話を本題に戻しましょう・・・そうそう、映画の話です。見ましたよ、映画!サッカーの試合2試合分の時間を費やして。しかも、この映画はドイツ映画*です。W杯と併せて見ないと意味がありませーん!!
「白銀に躍る」は、登場人物がドイツ語を話していなければ、まるでハリウッドのミュージカル映画のような作品です。舞台女優を夢見るインゲ役のイナ・バウアーが、スケートを練習するシーンでいきなり元祖イナ・バウアーを見せてくれます。
(足は太いけど、手が綺麗・・・)変に関心しながらも、キュートな美人のイナ・バウアーから目が離せなくなっていきました。歌唱力も抜群で、本人が歌っているとしたら天はニ物を与えている(美人だから三物か・・・)と思いました。
50年代に3度もドイツ王者に輝いたイナ・バウアーのスケートの実力は申し分なく、それを引き立てるウイーン・アイス・レヴュー団の息の合ったスケーティングも見所の一つとなっています。
ミュージカル映画にありがちな、問題が起きてもすぐにハッピーに解決してしまうストーリー展開も、日本のTVドラマ大好き!!の僕には久々新鮮でした(*^_^*)
「空から星が降ってくる」でも恋人役で共演しているトニー・ザイラーは、ドイツ版ジーン・ケリーといった感じで、顔も、運動神経が良いところもよく似ています。
ですが、この映画の隠れた主役は、チンパンジーのジャックですね。僕はチンパンジーがスケート靴を履いて、氷の上を滑り、くるくると回転するのを生まれて初めて見ました。
そして最大の山場は、イナ・バウアーがパラシュートで空から降りてきて壮大なレヴューが始まるところ。そこからは、これでもかとアイス・レヴューが続きフィナーレを迎えます。レヴュー好きの方は、必見です!
「世界には、ほんと☆色々なエンターテイメントの形があるもんだなあ・・・」
コラムを書き終えテレビをつけると、W杯「ドイツ対アルゼンチン」戦が始まっていました\(^o^)/
*正確な制作国は下記のとおりです。
写真上 : 「白銀に躍る」(1961 西ドイツ)
写真下 : 「空から星が降ってくる」(1962 オーストリア)
押田 勝年
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