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OUR MASTER : 佐々木 隆子
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Vol.274 お寿司屋さんのビッグバンド・2
 10月22日に新宿の「SOMEDAY」でトランペッターでもある「松鮨」のご主人、大石勇三郎さんをバンドマスターとする「NEW SKY BREEZE JAZZ ORCHESTRA」のライヴがありました。今回も名実共に知られたプロミュージシャンが集まりました。ビッグバンドがよく出演する「SOMEDAY」は大変な賑わいで、170人を越えるお客さんが来場され超満員の状態でした。
 「NEW SKY BREEZE JAZZ ORCHESTRA」の演奏会は、赤坂の「B♭」で開催していましたが日程が合わず、こちらの会場になったとか…。やはり狭さが気になりましたが、窮屈な中でも皆さん歓談して楽しそうです。そこに大石さんの明るい声が流れると「待ってました」とばかりに歓声が沸きあがり、楽しそうに軽快な演奏が始まりました。
 曲目とメンバーを記します。
[1st stage]
 1. The Heart’s On
 2. St. louis Blues
 3. Caravan
 4. Misty *
 5. Just Friends *
 6. Stardust
 7. Take The “A” Train
[2nd stage]
 8. Chicago
 9. TBS「情熱大陸」Theme song
 10. Harlem Nocturne
 11. Cute **
 12. Sing Sing Sing **
 13. Stranger In The Night
 14. Black Orpheus
[Encore]
 15. My Way
 16. 相馬盆唄
 17. In The Mood

バンドマスター トランペット 大石勇三郎
アルトサックス 林 文夫(リーダー)、萩森一貴
テナーサックス 川村裕司、松元啓祐  バリトンサックス 竹村直哉
トロンボーン パット・ハララン、三塚知貴、川原聖仁、堂本正樹
トランペット 田中哲也、鈴木正晃、浦田雄揮、高瀬龍一
ピアノ 宮川 渉  ベース タッド・ニコルソン  ドラム 阿野次男
ヴォーカル 清水方代* タップダンス 宇川彩子**

 バンドメンバーは前回と2〜3人が変わっただけなので息はぴったりで、いい感じです。カウント・ベイシーの1曲目からスウィング感いっぱい、お馴染みのメロディが凝ったスコアに乗せて演奏が続きます。
 ヴォーカリストも今回が2度目で、メンバーとは顔なじみの方です。会社勤めながら時々ライヴに挑んでいるそうです。今夜も同僚が十人以上も駆けつけました。
 メンバー表を見てお気付きでしょうか? 実はこの日、タップダンサーの宇川彩子さんをゲストにお誘いしたのです。以前、私は大石さんに「直にタップダンスに触れる機会をつくってはどうでしょう」と話しておりました。何度かライヴでお会いした宇川さんに出演をお願いし実現したのです。大石さんは選曲で悩んでいましたが、宇川さんがどのような曲でも対応出来るということで、皆さんが楽しくなるような曲探しをされたようです。そして“Cute”と“Sing Sing Sing”で踊ることになりました。
 2nd Stageの4曲目にスペシャルゲストが登場しました。バンドサイドに上がった宇川さんは、曲紹介のあと挨拶代わりに早速“Cute”でスッテプを開始しました。かなりの速さと正確なタップに会場全体が集中します。ジャズメンとの共演も数多く、どのような場面も成立させてしまう存在感があります。
 宇川さんは、10歳からタップを始め加藤邦保さん、Dr,Jimmy Slydeさんに師事しました。現在も年に1度はパリに住むSarah Pelronio女史と会い技を磨いています。また、いくつかのユニットを組んでいて(フラメンコギターやアコーデオン、スチールパン、ハーモニカ、バイオリンなど)多彩な楽器との共演を続けています。ワークショップではお子さんから年配の方まで教えています。
 2曲目に入る前に宇川さんは「タップを初めて見た方〜!」と挙手を求めると、意外に多くの方の手が上がりました。「タップダンサーはタップを一人でも多くの方に知ってもらい、広めていくのも使命です」と話し、シューズの説明や会場の皆さんが椅子に座ったままで出来る簡単なステップをやってみせました。“Sing Sing Sing”は、お客さんも大いに盛り上がり、大喝采でした。私も今夜のお客さんに素晴らしいタップダンスを紹介出来て良かったと思いました。
 このあと大石さんのトランペットが分厚いサックス陣をバックにバラード“Stranger In The Night”をしっとり聴かせました。また、東北を応援する気持ちをこめた“相馬盆唄”をラテン調の元気な乗りで楽しくフィナーレに向かいました。
 毎年恒例の「松鮨ビッグバンド演奏会」でした。

小島 文雄

※ 写真の掲載はご本人のご了解を頂いています。








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