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OUR MASTER : 佐々木 隆子
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Vol.266 「街角レポート」レポート
 2011年9月25日(日)。今回が5回目の開催となるサクラス戸塚骨董市はこれまでに何度かマスメディアに取り上げられており、この日は10時30分からFMヨコハマ(84.7MHz)の街角レポートの中継が予定されていた。館内にその中継の案内が流れ、放送がFMヨコハマに切り替わると、骨董市会場にはみるみるうちに人が集まり、中継が始まる頃には黒山の人だかり状態となった。
 やがて定刻となり、中継が始まった。レポーターは、「はぁ〜い、藤田でェ〜す!!」でお馴染み、神奈川県民なら知らない人はいない藤田優一氏(以下、親愛をこめて藤田くん)。彼の生声と遅れて聞こえてくる館内のオンエアが重なり、何ともいえない臨場感だ。しかし、藤田くんの姿が全く見えず、写真が撮れない。やむを得ず「すいません、取材です、すいません」と、全く説得力のないコンパクトカメラを片手に半ば強引に前に出ると、その様子に拍子抜けした。ディレクターを始めFヨコスタッフが何人かいて、その中心にイヤフォンを触りながら藤田くんがマイク片手に中継している姿を想像していたのだが、藤田くんが手にしていたのは、携帯電話だった。スタッフも一人。骨董市主催者へのインタビューや観客の拍手を拾うのも携帯電話をその方向に向けるだけ。よく聴く街角レポートが、こんなに手軽というか簡易的に中継されているとは意外であった。
 中継はものの5分で終わり、藤田くんの撮影&サイン会が始まった。さすが人気者の藤田くん、長蛇の列である。取材班はとにかく行列が嫌いなのだが、取材なのでグッとガマンして並んだ。家族連れ、親子、カップルといろんなグループが並んでいるが、一人で並んでいるのは自分だけでちょっと恥ずかしい。撮影→サイン→握手の流れで進み、やっと順番が回ってきた。Fヨコスタッフがカメラを受け取ってくれようと手を差しのべてくれたのだが、「あっ、藤田さん単独でお願いします」と伝えると、「はっ?」という表情が返ってきた。「これこれこういう訳でホームページに載せたいので」と訳を話すと「どうぞ」と了承してくれた。そんな経緯で撮ったのが右のショット。藤田くんの、微妙な困惑混じりの最高の笑顔が撮れた。固い握手を交わし、その場を後にした。
 会場を30〜40分散策して先程の中継場所近くを通ると、撮影会はまだ続いていた。藤田くんは嫌な顔ひとつせず丁寧に応じられていた。やがて最後の一組を終え、店主さんたちや主催スタッフさんたちに笑顔で挨拶しながら会場を後にした。取材班はその背中を見送った。前回の松本さん然り、魅力ある人は背中も素敵だった。
 ※ 写真の掲載はご本人の了承を得ています。

Y's取材班






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