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STUDIO : 戸塚スタジオ
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OUR MASTER : 佐々木 隆子
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Vol.262 「ON STAGE 2011」を終えて
 第8回発表会「ON STAGE 2011」にご来場を頂きまして、誠にありがとうございました。おかげさまで大盛況の内に幕を下ろすことができました。感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。
 大震災後は計画停電や自粛ムードが高まる中、はたして発表会にどれだけの生徒さんが参加してくれるのか、発表会自体開催できるのか不安でしたが、スタッフもインストラクターも、みんな前向きに考えてくれました。その甲斐もあって参加者160名、全35曲のスケールで開催することができました。
 お花を送ってくださった皆様、会場を華やかに飾って頂き、ありがとうございました。差し入れをくださった皆様、みんなで美味しく頂きました。ご馳走様でした。
 出演者の皆様、朝早くからのリハーサルから本番まで、お疲れ様でした。本番全てを観ることができないので、リハの様子は可能な限り見ました。皆さん、がんばって踊っていました。リハーサル室でも自主練さながらにたくさんの出演者が汗を流されているようでした。その成果もあって、本番は舞台も客席も大いに盛り上がりました。本当にお疲れ様でした。
 スタッフの皆さん、前日の土砂降りの中での仕込みから、リハ、本番、撤収まで、今回もお疲れ様でした。私たち講師陣が何の不安もなく生徒さんや舞台に集中できるのも、皆さんのプロフェッショナルな仕事ぶりのおかげです。本当にありがとうございました。
 受付を始め、スタッフのお弁当発注、ポップな香盤表作り、制作全般に至るまで、Y'sスタッフの面々もよく働いてくれました。お疲れ様でした。

 発表会のたびに思うのですが、私は自分の生徒のことを細かく見てあげることができず申し訳ない気持ちになります。私の立場や気持ちを理解してくれるので助かっているのですが、それに甘えてばかりもいられません。回を重ねるごとに参加してくれる生徒さんが増えて発表会の規模も大きくなっているのは本当にありがたいことなのですが、「主催者として発表会全体を把握できる余裕を持っていなければいけない」と、あらためて感じました。
 そんな訳で私の担当クラスに限られてしまいますが、少し紹介させて頂きます。
 “JAM”でオープニングを飾ってくれたチャコットカルチャー横浜クラス。オープニングというだけでもみんな緊張していましたが、初出演の4人をベテラン勢が励ましながら自主練や衣裳のアドバイスをしていて、とても意欲的でした。本番でもオープニングという盛り上げ役を十分に果たしてくれました。
 朝日カルチャーセンター湘南クラスの“I've Heard That Song Before〜昔、聴いた歌”。いつもの元気な彼女たちのイメージとちょっと違い、今回は大人のイメージではなかったでしょうか?タップを心底楽しんでいる彼女たちはチームワークもバッチリで、フィナーレは本編以上に燃えていたように感じました(笑)。
 “Get Funky”を踊ってくれた朝日カルチャーセンター横浜クラスは隔週クラス。今回はレッスンの夏休みなどもあって、最後のレッスンから発表会まで1ヵ月も空いてしまう状況でしたが、ここからがこのクラスの凄いところで、私も一度様子を見に行きましたが毎週のように自主練をしていました。このクラスも昔からチームワークが良いクラスです。本番でも楽しんでいましたね。
 戸塚スタジオクラスの“サムバディ・ラブズ・ミー”と“ティーフォートゥ”は、初出演にもかかわらず「一人でも出演したい」と申し込んでくれた生徒さんたち。さすがに初出演でソロはちょっと心配なので、Pure Jewelsメンバーに加わってもらいました。この2曲は佐々木隆子先生の振付なので、メンバーには「きちんと大切に踊るように」と指導しました。そんな訳でメンバーは生徒さんよりも緊張したかもしれません。生徒さんは最後までがんばって踊り切ってくれました。客席の皆さんにも伝わったのではないでしょうか。
 ジュニアの2人は大人っぽい“Groovin High”を可愛く踊ってくれました。
 ジャズ作品“Hello Young Lovers〜モーニン”はフォーメーションが多いのでギリギリまで一番心配な曲でしたが、本番は何とかなったのではないでしょうか。
 “Mack the Knife”は3クラス合同でしたが、数人が「自主練したいのでスタジオを貸してください」と意欲的でした。結局ほとんどの生徒さんが自主練に参加していたようで頼もしかったです。
 “Four Brothers”も同様で、よく自主練していました。直前にお仕事の都合で出られなくなってしまった男性の生徒さんがいて、とても悔しそうでした。「仕事じゃ仕方ないよ。次は一緒に出よう!」と、もう一人の男性生徒さんが励ましていました。まだ日が浅いクラスですが、こうしてこのクラスも結束が強まって行くのでしょう。彼が抜けたまま行こうかとも思ったのですが、作品全体のバランスを考えて私が代わりに入りました。最後の曲だったので押田先生に“つなぎ”を入れてもらったのですが、それでもフィナーレのMCは息が上がり気味で苦しかったです(笑)。
 フィナーレでは全員が輝いていました。「発表会をやって良かった」と思える、とてもしあわせな瞬間です。本当にありがとうございました。

 第1部の最後にPure Jewelsと踊った“Jewels Swing”。この曲は何度も踊ってきましたが、今回は特別な想いがありました。Y'sを設立する前、貸しスタジオを借りて練習していた時代からずっと一緒に汗を流してきたPure Jewelsの一人が、今回の発表会を最後に神戸に嫁ぐのです。とてもおめでたいことなのですが、本音はやはり寂しいです。「今回は彼女のために踊ろう」と心に決めていましたが、いろいろ思い出すと涙がこぼれそうになるのでなるべく考えないように踊っていたのですが、後半では彼女との想い出がたくさんよみがえってきてしまって、ダメでした・・・。それでも何とか気持ちを込めて、きちんと踊り切りました。幕が閉まってから、思わず彼女を抱きしめてしまいました。今までメンバーの支えとなり、力になってくれました。私にとって、いつまでも大切な大切なPure Jewelsの一員です。長い間、本当にありがとう。いつまでもお幸せに。

 さあ、10月29日(土)に初参加する戸塚ふれあい文化祭、そして年明け早々1月7日(土)に開催するジュニアメインの発表会「Dreaming 2012」に向けてさっそくスタートです。お時間がありましたら、どちらもぜひ観にいらしてくださいね。

淺野 康子







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