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OUR MASTER : 佐々木 隆子
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Vol.259 旅のコラム 河口湖周辺編
 「甥と姪の夏休みの思い出作りに」「母の古希のお祝いに」「リフレッシュしたくて」といろいろな理由で、大家族で河口湖に行ってきました。
 朝5時半に出発したこともあって、第一目的地の富士急ハイランドには早々に到着。それでも7時から営業していることもあって、既にすごい人出です。絶叫マシーンが大好きな小5の姪は、そびえ立つ「高飛車」を目の当たりにして「乗りたい!早く乗りたーい!」と早くも興奮状態。さすが最新アトラクションだけあって3時間待ちだったので、先ずはウォーミングアップ代わりに「FUJIYAMA」に乗ることにしました。それでも2時間30分待ち。他のアトラクションの待ち時間を確認すると「ドドンパ」も「ええじゃないか」も同じく2時間30分待ちです。それにしても皆さん、暑い中よく並びますね〜(私もその一人ですが)。かき氷やソフトクリームを食べて過ごしていましたが、あまりの待ち時間の長さに姪の不満が爆発する寸前でやっと順番が回ってきました。さっきまでの不機嫌はどこへやら、目をキラキラ輝かせてコースターに乗り込んでいます。スタッフに手を振られてスタート。高さ79メートルの頂上まで急な傾斜をゆっくり上って行きます。彼女は早くも「無理むりー!」と叫んでいます。さあ、頂上に達しました。一瞬の間の後、時速130キロで一気に下って行きます。彼女は「キャーッ!イヤ〜ッ!」と可愛い絶叫を連発していました。私は以前、首の持病をジェットコースターで再発させてしまったことがあるので、またもやの再発が心配で、そういう意味でもスリリングでしたが何とか無事でした。彼女の最高の絶叫顔が撮れているシール4枚セットを記念に買いました。
 早くもお腹が空いた私は赤いMの字を発見!中2の甥とモス・バーガーを食べることにしました。姪はそれよりも、とにかく次のアトラクションに乗りたいみたいで並びに行きました。お腹が満たされた私たちが合流した時は、丁度次に順番が回ってくるグッドタイミングでした。靴を脱いで深いシートに座りました。ベルトを締めて下りてきた安全バーがググッと締まった時に「しまった!」と思いました。早くもこの時点でさっき食べたモスが出そうです。しかも乗る前にどんな動きをするのかよく見ていませんでした。スタートのベルが鳴り、シートが振り子のように振られ始め、やがて丸いシート全体が、ピザ職人が生地を宙に投げた時のようにぐるぐる回り始めました。なるほど!それでこの「トンデミーナ」のスポンサーがPIZZA-LAなんだ。などと感心しているどころではありません。振れ幅が水平以上に達しました。もしここでモスが出てしまったら、違う意味の絶叫マシーンになってしまうところでしたが、何とか堪えました。そういう意味でこれもかなりスリリングでした。甥も同様だったようで、降りてから「気持ちワリ・・・」と言っていました。
 今度は涼しそうなウォーターアトラクション「グレート・ザブーン」に乗ることにしました。20メートル近く上がる水しぶきが大迫力!姪と私は濡れないようにポンチョを買って着ましたが、「男は男らしく、ポンチョなんか着ないよね?」と、私にそそのかされた甥は見事な濡れっぷりで、水も滴るイイ男になっていました。
 今回の旅行のリーダーは1歳8ヶ月になる甥で、彼の言うことが第一です(まだ喋れませんが)。次は彼が希望している(であろう)、機関車トーマスの国「トーマスランド」に全員で行きました。「ハロルド」(ヘリコプター)と「ビリー」(機関車)に乗って上機嫌でした。でも一番のお気に入りはランド内に流れている小川での水遊びで、オムツ一丁ではしゃぎまくっていました。
 結局6時間並んで3種類しか乗れませんでしたが時間の都合もあるので、姪には「高飛車」は次回のお楽しみということで納得してもらってホテルに向かいました。
 程なくホテルに到着。男性スタッフがクルマまで荷物を運びに来てくれました。家族旅行のため荷物が多いので助かりました。フロントスタッフの対応もとても親切で、電話予約した時の印象どおりでした。規模はこぢんまりしているし建物もけっして新しくありませんが、清潔感は保たれているし、何よりもスタッフ皆さんのまごころが感じられました。
 さて、先ずはお風呂です。天然温泉の露天風呂があることも、こちらのホテルを選んだ理由の一つです。エントランスやロビーと同様に最近リニューアルされたばかりのようでとてもきれい。温度はゆっくり半身浴するには丁度良さそうな40度。お湯もやわらかくてとても気持ち良かったです。
 さあ、本日のメインイベント夕食です。先ずはビール。しかも私の大好きなエビスです。うれしい。母の古希のお祝いと家族全員の健康に感謝して乾杯!和食の料理は一つひとつに丹精が凝らされていて、とても美味しかったです。品数も豊富で大満足。大体いつも食材や味付けが苦手なものが一つや二つはあるのですが、今回は完食でした。部屋に戻る時、厨房にチラッと見えた父と同年代と思しき料理人さんの凛々しい姿がカッコ良くて説得力があって、料理が美味しかった理由が分かったような気がしました。
 まだ9時前でしたが、子供たちが眠そうにしていたのでテレビと灯りを消してやったところ、いつの間にか自分も寝てしまったようです。後で姪に「やっこちゃん、私より先に寝ちゃってたよ」と言われました。

 早く寝ただけあって、翌朝は6時前にスッキリと起きられたので河口湖畔を散歩しました。ささやかな波音と澄んだ空気がとても心地良かったです。ホテルに戻ってからの朝風呂も気持ち良かったです。朝食も美味しくて完食でした。
 チェックアウトの時に「今朝収穫したばかりです。生でも美味しく召し上がれますのでお土産にどうぞ」と、とうもろこしをたくさん頂きました。帰りもクルマまで荷物を運んでくれました。またいつか、お世話になりたいです。
 二日目の第一目的地、天上山(てんじょうやま)公園カチカチ山ロープウェイにはクルマで3分程で到着。朝早いにもかかわらず専用駐車場は既に満車でした。カチカチ山ロープウェイという名称は、天上山が童話「かちかち山」の舞台という伝説に基づいているそうです。キャビンを見てビックリ!屋根にタヌキが乗っています。途中でもう1基とすれ違いました。案の定ウサギが乗っていました。かなりの急勾配であっという間に河口湖が一望です。富士山は雲がかかっていてよく見えませんでした。カチカチ山ロープウェイの詳細を知りたい方はこちらの「ロープウェイ 乗り歩きレポート」をご参照ください。
 さあ、次の目的地は体験工房です。向かっている途中、母が「せっかくだからワインセラピーに行ってらっしゃいよ」と言いました。ワインを使う新しい治療法なのかなと思いましたが、よくよく聞いてみるとワインセラーのことで一同大爆笑!言った母本人が一番笑っていました。せっかくなのでワイン“セラー”に寄って、国際コンクール金賞受賞ワインを始め、色々と買い込みました。全部赤です。帰って早速一本飲んでみたら、とっても美味しかったです。今度はワイナリーに行ってみたいな。
 さて、体験工房に到着。甥はサンドブラスト、姪はステンドグラス、妹と私はシルバーアクセサリーに挑戦することにしました。子供たちは今までに見せたことのない真剣な眼差しで取り組んでいました。妹は家族をイメージして、私はヤモリをモチーフにしました。ヤモリは“家守”に通じて縁起が良いと言われますね。時々スタジオに現れるんです。本物はちょっと苦手ですが、作品は可愛くできました。
 お昼はほうとうが人気のお店に入りました。一番人気は蟹入りほうとう鍋でしたが、私はコロッケ定食にしました。アツアツホクホクで美味しかったです。
 お腹を満たした後は女性陣のお土産の買い物です。母は相変わらず大量に買っていました。
 渋滞にはまる前に早めに帰路に着くことにしました。途中で道の駅「富士吉田」に寄ってソフトクリームを食べました。濃厚で美味しかったです。
 大きな渋滞にはまることもなく無事に帰宅できました。夏の楽しい思い出が作れたし、リフレッシュできました。さあ、現実モードに切り替えて、発表会をがんばります。

淺野 康子






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