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Vol.235 旅のコラム 仙石原温泉編
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Y's公演「PRECIOUS」の幕を無事に下ろせた途端、心身に疲れがドッと押し寄せてきました。これを癒すには美味しい食事とお酒、そして温泉しかありません。ということで、今回は箱根仙石原温泉に行ってきました。
お宿まで西湘バイパスを一直線!と思っていたんですが、PA(パーキングエリア)の標識を見ると、条件反射的にお腹が空きますよね?西湘PAに寄りました。最近のPAのレストランはメニューがとても充実していますね。あれもこれも食べたいけど夕食のことを考えて、(ダジャレじゃなくて)アッサリしていそうな、あさり潮騒ラーメンを注文しました。「ラーメン王座決定戦 in Highway」で優秀賞を受賞した人気メニューです。手前の海苔から漂う潮の香りとバターの香りが食欲をそそります。バターの塩味があさりの旨味を絶妙に引き出しています。あさりも30個くらい入っていて大満足。麺の量も“つなぎ”に食べるには丁度良い量でした。デザートに抹茶ミックスソフトクリームを食べて、ご馳走様でした。
さて、再出発!道路は空いているし、晴れているし、海岸線を走るには絶好の条件です。この間までの慌ただしさから解放された清々しさと、終わってしまった淋しさが入り交じったような不思議な気持ちで、車窓から海を眺めていました。
箱根口ICで西湘バイパスを下りて、国道1号線から138号線へ。程なくして今回の目的地、仙石原温泉に到着しました。よく行く湯本や湯河原のような温泉街と違って、温泉郷という言葉がぴったりな、緑豊かな景色です。
さて、お宿にチェックイン。フロントの若い女性が、やさしい笑顔としっかりとした対応で迎えてくれました。やはり、お客様商売は人と人とのコミュニケーションですから、最初が気持ちいいと安心しますね。私たちの仕事も同じ・・・、いえいえ、今日は仕事のことは考えないようにしようっと。
今回のお部屋は露天風呂付きで、ちょっと贅沢な気分です。でも、こっちは後に入ることにして、先ずは明るいうちに大露天風呂へ。心身の疲れが溶け出して行くような気持ち良さです。お湯もとても柔らかくて癒されます。
お部屋に戻って、程良く冷えたビールを喉に流し込むと、まさに天国。自分への最高のご褒美です。
さっきラーメンを食べたので、夕食はちょっと遅めの時間にしてもらいました。地の幸のメニューはどれもとても美味しいし、見た目もきれい。定番とも言えるお刺身などの生ものがありませんでしたが、こんな山奥で頂く食事なので、なくても当たり前な感じで不足はありませんでした。それよりも追加注文した、お宿名物の金目鯛の姿煮の大きさにビックリ!40センチくらいありました。それでも上品な甘辛の味付けと地酒との相性がバツグンで、ずいぶんと箸が進み、大満足な夕食でした。
お腹が落ち着いたところで部屋付きの露天風呂に。月の光と静寂な空気が、あらためて日常の喧噪を忘れさせてくれました。身も心も癒されてストンと寝てしまいました。
翌朝はちょっと熱めの部屋付き露天風呂に入って、シャキンとしてから和朝食を頂きました。真鯵の開きがホクホクでとても美味しかったです。
ちょっと早めにチェックアウトして、箱根ガラスの森美術館に行きました。ガラスの森は以前、Pure Jewelsと箱根めぐりをした時に訪れて以来。仕事の都合やおかあさんになって、今は一緒に踊ることができないメンバーもいますが、一度Pure Jewelsの一員になった人は、私の独断で強制的に永久メンバーです。それぞれが素敵に歳を重ねて、またみんなで楽しく旅行に行きたいな。私のささやかな将来の夢です。
丁度チャリティー開催中で入館料1,300円が500円、駐車場代300円が無料でした。入館料全額が義援金として被災地支援に寄付されるとのことで、額の大小は別として、思わぬ支援の一助となりました。
可愛いピアスと小さな干支(秘密)の置物を買ってガラスの森を後にしました。
さあ、すっかり癒されました。来春まで見えているスケジュールをひとつずつしっかりとこなして行きます。がんばるぞ。
淺野 康子
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