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Vol.2328 『FASCINATING STEPS 魅惑の足音』
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タップダンサー仲間の高橋依歩さんが池袋の中劇場、あうるすぽっとでプロデュース上演したタップダンス・ショー。
わたしが11月末から12月中旬までに観た8つのタップダンスのイベントの中で唯一の劇場公演。劇場を使うことは今の時代では珍しく、難しいものです。敷居が高い世界でもあります。これにチャレンジした高橋さんに脱帽します。
メインのダンサーである菅谷藍子さん尾崎美月さんと高橋さん自身の女性3人がまず素晴らしい、ここに加藤忠さん松本晋一さん鈴木心理さんが振付とダンスで絡む。さらに楽団、ジャズダンサー、子供のタップダンサー、竹下恭平さんら大人のタップダンサーが加わる。才能豊かなこれだけのパフォーマーを揃えたのも見事です。
今回高橋さんが1番こだわったのがタップダンスを3つのカテゴリーに分けて表現する事だったのでしょう。ただ、この日あうるすぽっとの客席にいた観客に向けてこのカテゴリー分けが本当に必要だったのかは疑問です。やはりミュージカルシアターのスタイルで通したパート2が見事で、この劇場サイズに合った作品が続いたのは強い。少なくとも松本晋一さんの振付作品をオープニングかフィナーレのどちらかに構成して全体のバランスを取る事は不可欠の様に感じました。
ご出演の皆さまお疲れさまでした。
これからも高橋依歩さんに期待します。
※写真の掲載は承諾を得ています。
天野 俊哉
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