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Vol.2326 今西康之さんスタジオタップ72第30回記念公演
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最近Instagramで様々なシチュエーションで楽しげにステップを踏む今西康之さん。そんな彼のスタジオタップ72の発表会がついに30回を迎えました。私は2021年以降は続けて拝見してますが流石30回という節目だけあって気合いの入れ方がハンパなかった様に感じました。
今西さんが20年以上前に振付した“Blue Monday”をベスト・メンバーでリバイバルしたのは私みたいに古い人間には涙ものでした。また、スタジオタップ72の縁の下の力持ちであるショム72の池田和正さんの初振付作品“RUN”にはいつの間にか師匠の今西さんがまぎれ込んでお弟子さん作品をうるさく、うるさく、うるさすぎるテンションで盛り上げすぎてました。師匠譲りの男っぽいナンバーに仕上がっていましたね。
スタジオタップ72の専任講師をつとめておられる皆さんのナンバーが例年よりも更にパワーアップして素敵でした。ジャズのあっきーさんは会場のお客様の参加型作品を明るいお人柄で、Kurikoさんは完璧過ぎるアカペラのあと月岡かほりさんと手に汗握るアカペラのデュオを、いつもならソロで4分位は踏む本間茂樹さん、非常に本間さんと雰囲気の似ておられる永島亮さんとデュオ、さらにはあっきーさん振付のバックダンサーズを加える芸の細かさ。初参加の清水夏生さんのワン・アンド・オンリーの神業ステップを存分に。ベテラン、渡辺かずみさんの首藤直子さんとのセヴィオン・リスペクトは冴えまくっていました。また、『かわさきタップフェスティバル』での渡辺作品“チキン”ではソロを踏む渡辺さんを見守る月岡かほりさんのあたたかい眼差しに感激。その先生方の作品も言うに及ばず、スタジオタップ72の生徒さんを大変魅力的にご指導されてました。
いつもなら本間茂樹さんの様にソロタップでデモンストレーションをつとめる今西さんは黒の燕尾服をゴージャスに着こなしヴァイオリニストの上野恵さんの演奏で踊る演出も成功してました。
そしてこの30回記念公演のゲストが我らが加藤忠さん、近年の力作“My Way”をかぶりつきで拝見出来ました!ラッキー!
今西さんは今まで松本晋一さんや私ともデュエット経験があるのですが、このタイミングで加藤忠さんともう一度組んだ理由は加藤さん振付作品を拝見して納得出来ました。今西さん自身が楽しんでいて、今西さんがイキイキする振付でした。加藤さん上手いですね!
今西康之さん、スタジオタップ72の皆さまお疲れさまでした!
いつまでも楽しくお稽古に通って頂きたいです。
※写真の掲載は承諾を得ています。
天野 俊哉
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