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Vol.2323 川村隆英さんの『JAZZ TAP LIVE』を拝見しました(2024年11月)そのC
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ジャズタップダンサー川村隆英さんの江古田BUDDYに於けるライブにうかがいました。こうした生演奏のジャズのライブは久しぶりですが、30年位前の1990年代は毎月の様にコンサートやライブハウスに通ったものです。ちょうどその頃、モダンジャズの大家チャーリー・パーカーがマイブームでした。ほとんどのライブ録音を制覇するくらいの《パーカー通》でして、なので川村さんのライブは嬉しい再会がいっぱいでした。
さて、黒のベスト姿(しかも3人3様)の松浦剛士さん金子真弓さん中西浄華さんの3人がスタイリッシュに踏みはじめたのがジャズの名曲“How High the Moon”。途中から川村さんが加わりメロディがパーカーの“Ornithology”に替わったので「上手いアレンジだなぁ」と感心していたのですが「でも“How High the Moon”と“Ornithology”って同じ曲じゃん!」急に思い出して撃沈。
踊り終えた川村さんのMCで今回はこの2曲のメドレーと知らされました。
最後の川村さんのソロはゼロニアス・モンクの“テオ”と紹介がありました。川村さんのインプロを8分近くたっぷり味わえる作品で、3人のプレーヤーの皆さんとのがっつりしたステップも凄いのですが、ギターソロとベースソロのバックを少し低いトーンで踏む時、32カウントの掛け合いを数回にわたって踏む辺りがさらに好きでした。ホント素晴らしいソロでした。川村さんにはこの江古田のBUDDYが似合うなぁ。
でも、来年は「バージョンアップしたライブを行います!」とアナウンスがありました。客席に見えていた米澤一輝さんやASKA SHIOZAWAさんに加えて松本晋一さんのお名前もありましたのでジャズとタップの好きな皆さんには絶対に足を運んで頂きたいですね。
皆様お疲れ様でした。
うかがって良かったです。
※写真の掲載は承諾を得ています。
天野 俊哉
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