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OUR MASTER : 佐々木 隆子
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Vol.2310 『BE CRAZY! 2024』その@
 秋のタップショーの最高峰『BE CRAZY!』もついに4回目、1日2回公演から2日4回公演にパワーアップしました。
 キャストも加藤忠さん、松本晋一さん、森田洋輔さん、Akkinさんらレギュラー・メンバーに加えてキュートなタップ・ダンサー、まーさんが仲間入り。皆さん伝説のタップ・エンタテインメント『東京リズム劇場』に出演してましたが5人揃ってというのは実は初めてなのです。これも貴重ですね!

 さて、今年も錦糸町のシルクロード・カフェに、4回公演の最終回、つまり千穐楽にやっとうかがえました。今回は《タップダンスの舞台ではこの人の右に出る人はいない》と呼ばれる照明スタッフの石井大輔さんと御一緒させて頂きました。石井さんも毎回この公演には足を運ばれているそうです。

 オープニングはミュージカル『ジプシー』から“Roses”。松本晋一さんらしい華やかで凝ったフォーメーションの振付。テンポが何度も変わるアレンジが珍しいです。初参加のまーさんですが、キャストの皆さんが言うように「去年もいたよね?」って馴染み方をしている。
 5人が白いタートルの上に5色のカラージャケットを着ているのですが、Akkinさんのジャケットだけ肩の辺りのデザインが違っていて面白い。これ、多分ですが、次のナンバーで男性の森田さんと並んだ時のためにこれを選んだのかな?

 Akkinさんと森田さんはがっつりジャズの“Strike Up the Band”を物凄いスピードで踏みまくります。今回ほとんど目を合わさず、笑わず、ストイックなスタイルで通すのかと思いきや最後にしっかりと握手のポーズで決めちゃいました!お2人並んで笑顔で挨拶をした時、やっぱりこっちのがチャーミングで好きだなと。

 照明が落ちてダービー帽を被った加藤さんカウント・ベイシーの“Tickle Toe”でソロを。今回の加藤さん凄くリラックスしていて楽器で遊んでいる雰囲気が素敵でした。こんな風にタップ踏めたらなぁ、そう思わせるナンバーでした。

 次の森田さん振付の男性3人のナンバーは何とサミー・デイビス・ジュニアで有名な“Gonna Build a Mountain”。3人3色のカラーシャツで踊るのですが、森田さんの斜め後ろで松本さんが大人しく踊ってる姿が珍しくて(笑うとこではないのですが)笑ってしまいました。男性ヴォーカルにコーラスやストリングが絡む中々ゴージャスな音楽、どう終わるのかと思いきや音楽があるうちに1人ずつフェード・アウトなんてカッコ良すぎ。

 つづく

※写真は出演者からY'sコラム用に提供して頂きました。

天野 俊哉



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