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OUR MASTER : 佐々木 隆子
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Vol.2275 ミッチー・ゲイナーと『南太平洋』の7月
 1950年代のハリウッド映画で活躍したミッチー・ゲイナー、代表作がミュージカル映画の『南太平洋』。中学の友人と銀座の映画館で観て夢中になり、すぐさまサントラ盤レコードを購入しました。私の1番のお気に入りはミッチー・ゲイナーが浜辺で歌い踊る“A Wonderful Guy”(ア・ワンダフル・ガイ)でした。

 タップダンサー仲間の松本晋一さんがご自分のクラスで取り上げたのがその『南太平洋』でミッチーが歌う“Cock-eyed Optmist”(やぶにらみの楽天家)。
 映画なのに監督のジョシュア・ローガンはミッチーをカメラ目線で歌わせた不思議な演出。さて、松本さんはこの曲のジャズ・バージョンで振付をして映像にしたのでもうこの曲が耳から離れなくなりました。

 その翌週、普段は行くことの無くなった大泉学園のBOOK OFFで見つけたのが宝塚バージョンの『南太平洋』のレアDVD、もう何年も探していた作品です。2013年に観劇してすぐにDVDを買わずにいたら入手困難な商品に。ミッチー・ゲイナーの役を演じた妃海風(ひなみふう)さんの体当たり演技が素晴らしかった!ちょうど4年前の7月にこの妃海風さんとお目にかかるチャンスが。『南太平洋』のパンフレットにサインして頂きました。

 松本さんはさらに『南太平洋』からもう一つ、島の女性ブラディ・メリーを演じたファニア・ホールが歌ったキュートな“Happy Talk”(ハッピー・トーク)を何とボサノヴァのアレンジで振付。映画そして宝塚の舞台でも若いカップルが指を器用に動かしながら踊る振付が素敵でした。

 宝塚バージョンの『南太平洋』を観たあと映画の『南太平洋』を観て、さらに『南太平洋』のサントラ盤CDまで聴いてましたので『南太平洋』に取り憑かれた様な7月でした。追い打ちをかけるように8月発売のコズミック出版DVDBOXの西部劇シリーズにミッチー・ゲイナー初期の主演作『ゴールデン・ガール』を発見!ミッチー・ゲイナーがタップをふんだんに踏むウエスタン・ミュージカル映画です。

 ミッチー・ゲイナーはご存命、しかもInstagramまでなさっています。興味のある方はMitzi Gaynorを検索してみて下さいね。

天野 俊哉



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